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チェンジリング

チェンジリング - goo 映画

tyennzirinngu
2月25日映画館にて鑑賞

感想を書くのが前後してしまったが、「オーストラリア」を見る前のレディスディの日に「チェンジリング」を一人で観に行った。

前の「オーストラリア」の感想の中で、子供が窮地に追いやられると、条件反射のように涙が出ると書いたが、実はこの映画ではそれがなかった。

映画を観ていて、これほどイライラとムカムカが交互に波のように押し寄せてくる映画は今までにはなかった。

―くたばれ!地獄に落ちろ!

と、気が付けば私がアンジーが言う前に心の中で言っていた。


母一人子一人の家庭から、母の仕事中に子供が消えてしまう。半年後に戻ってきた子供は、まったく別の子供だった。

あり得ない話である。宇宙人がらみのSF映画でもなければ成り立たない話なのに、涙ながらに「違う」と訴えても取り合ってもらえない。

映画の一番初めに浮かび上がる「truth story」と言う文字が、心をえぐる。


いつもなら、「ごめんね。」と抱きしめて、翌日にいくらでも償いが出来るだろう。だけど今日と言う日を突然断ち切られたように、忽然と姿を消してしまった子供。明日へと繋ぐ「希望」とは。


ふと思う。これは未成熟の法社会の悲劇だったのだろうか。

私は、13歳である日突然いなくなってしまった娘の帰りを只管待つ、あるご夫婦の姿を思い出さずに入られなかった。取り合ってもらえない恐怖、犯人が分かっても真実が分からない絶望。

あり得ない話ではなく、今も存在している悲劇・・・。

以下ネタバレしています。

チェンジリング2

↑ 重い話でも、撮影風景は楽しそう。


明日への「希望」とは、帰ってくる、見つかると言う可能性だった。
子供の窮地にも、ヒロインのクリスティンの涙にも、食い入るように観ていた私の目はカラカラ。
が、最後に見つかった少年が
「ママに会いたかった。パパに会いたかった。」と言った時、耐えられない思いに涙したのだった。

ウォルターはきっと生きているに違いない。きっとママに会いたいに違いない。見つけてくれることを願っているに違いない。
9歳だった少年の気持ち。その後数年もたってしまった少年の気持ち。姿なき者のその気持ちは想像してみるだけ。

「生涯探し続けた」と言う最後の言葉は深く重く、心の奥底に沈みこんだ。



この映画を観てふと感じたことは他にもある。当時の警察の横暴と言うこともそうだが、
どちらかと言うと、「神の意思」または「仏の意思」と言うそういったもの。

その見えざる力は、彼女から子供を取り上げる苦痛を与え、実は彼女の人生の真の仕事をさせたのだ、知らず知らずのうちに・・・・
(ちょっと書くのをためらっちゃったけれど、あくまでも私の感想・・)

そしてもう一つ。
「悪の種」について。

まあ、これはここで書くのはやめておこう。「悪の種」は誰でも持っていて、とか言う綺麗事の話ではないから。


とにかく、スナイパー以外の濃厚なアンジーに出会えたことが嬉しかったかも。



監督・製作・音楽 : クリント・イーストウッド
出演 : アンジェリーナ・ジョリー 、 ジョン・マルコヴィッチ 、 ジェフリー・ドノヴァン 、 コルム・フィオール 、 ジェイソン・バトラー・ハーナー

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

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No title

こんばんは、ホーギーです。

こちらこそ、ご無沙汰しております。
実話でしかも、ほとんど脚色なしで、
ここまで、感動を与えてくれる作品にして
しまう、イーストウッドと
迫真の高い演技で見事に演じた
アンジーには、圧倒されました。

仰るとおり、スナイパーのアンジーも
最高ですが、重厚なこういう役も
見事に演じてしまう彼女は、
素晴らしいですよね。

ラストの光を感じられるシーンが
とても印象に残りました。

こんにちは♪

子供を持つ身なら、この映画の設定に肝が冷えますよね。
もう頭じゃなくて身体で分かるっていう感じ。
彼女が「「生涯探し続けた」というのがまたなんとも重苦しくて・・・。
私もあのご夫婦のことを思い出してしまいました。
なんとか早くあのご夫婦の下に娘さんを返してあげて欲しいです。

こんばんは!

私などは、母親の気持ちになれないところが、弱いんですよね、こういう映画は。逆に客観的に多少は見られると思いますし、じゅうぶん伝わってはきましたが…。
アンジーは私の予想以上に良かったです。
警部の気持ちの動きも分かるんですよね…なんて言うと、怒ります?
なんとか、うまいこと、やりたいなと。
しかし、違う子どもを押し付けるのは、どうやっても無理だと思いますけどねー。

ホーギー様

こんにちは~。
イーストウッド作品だと、見る前から期待が高まってしまいます。映画もそうでしたがアンジーは見事にその期待に応えてくれましたね。
益々好きになりました。

>ラストの光を感じられるシーンが
とても印象に残りました。

でも私は「生涯探し続けた。」と言う文字に、なんとも言えない切なさを感じました。

心に残る映画でしたね。


ミチ様

こんにちは。
別のところで、あんなに兼続が泣き虫なことを責めているのに、実は私は彼の三倍は泣き虫。でも、この映画ではあまり泣かなかったのです。
突き放して見ることが出来なかったからかも知れませんね。
泣かない代わりに、結構顔は歪んでいたと思います。

彼女の気持ちが痛いほど伝わってきましたよね。

家にいないと分かって、夕方外を探している時、子供の声が聞こえてきて、彼女が一瞬、「なんだぁ」と安心したような顔をした時なんか、たまりませんでした。
イーストウッドって、どうしてこんな気持ちまで知っているのかと感心してしまいました。

>なんとか早くあのご夫婦の下に娘さんを返してあげて欲しいです。
出来ることは祈るだけですが、そう祈ることを忘れないようにしたいと思いました。

ボー様

こんにちは~。
私もこの映画で、アンジーの演技力が高いことを思い出しました。
これからも演技力を要求される映画に、続けて出演してほしいかなと思います。
>警部の気持ちの動きも分かるんですよね…なんて言うと、怒ります?

怒りませんよ(笑)

あの警部は最初から得意げで、たぶんひとつの事件を解決したことに鼻高々だったと思うのですよ。事件解決を告げに来た時の彼は、あまり悪い印象ではありませんでした。その得意の絶頂である対面の時に、「違う」と言われて、警察の威信とかプライドとか、下らないものを守ることに走ってしまったと言うか、そういうレベルの警察だったのかと思います。
>なんとか、うまいこと、やりたいなと。
と言うことですよね。


その守り方が凄まじく、警察の横暴も怖かったのですが、私はあの醜い子供の魂の方が結構怖かったですね。あの子供のその後もちょっと知りたかったです。

お早うございます

久しぶりにこんな時間からPCに向かってます。

>彼女から子供を取り上げる苦痛を与え、実は彼女の人生の真の仕事をさせたのだ、知らず知らずのうちに・・・

そうですね。。。
私も、"選ばれてしまった女性"というものを感じました。
最愛の人を失ったミス・ポターが湖水地方を護る方向にいったように、、、。
この女性もまた、自由を奪われ監禁された女性や、
彼女と同じように、息子を突然失って待ち続けていた多くの母親の為に、
選ばれてしまったのだという気がしました。
そしてその命題を、ただ自分の問題として取り組むところに、
母親の無償の愛をみせられました。

なんともいえない優しいタイトルでしたね。

kira様

かなりの間、放置してしまい大変失礼いたしました。

いい訳になってしまいますが、kiraさんのところで書き込んだら、こちらのお返事も書いたような気になっていました。もう少しこちらのブログもちゃんとやろうと反省しているところです。


> 彼女と同じように、息子を突然失って待ち続けていた多くの母親の為に、
選ばれてしまったのだという気がしました。

彼女だからこそ出来た使命だったのかもしれませんね。

それは確かに
ミス・ポターなどにも通じるものがありましたね。

こんにちは!

kiriyさん、こんにちは!
こちらに書き込みをするのは久しぶりです。
kiriyさんの記事の文章がところどころ上半分や下半分が消えて
見えるのは、私だけでしょうか・・・?

この作品は、イライラムカムカが押し寄せて来ましたねっ!
主人公に完全に感情移入してしまって怒りが溢れてきました。
権力の横暴には恐怖を抱いたし。
人の色んな感情を引き出しながら感動させる内容になってました。

神の意思で真の仕事をさせたというのはなんとなく理解できます。
それは本当に気の毒だけど、彼女のような人達のおかげで、
事態が好転していったものがあるんですよね・・・

YAN様

こんばんは。やっぱり字は消えていたりするのですね。私のPCのせいかと思っていました。マイパソもずっと調子が悪いんですよ(涙)
テンプレを近いうちに変更してみますね。教えてくださってありがとうございました。

>権力の横暴には恐怖を抱いたし
ただの誘拐の物語ではなかった所が深かったですね。
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