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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン5
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 - goo 映画
2月7日 映画館にて。

80代で生まれ、そこから若返っていく人生を送った、タイトルどおりの数奇な人生の物語。

私はこういう話に弱くって・・・。ラスト近くに、特に涙。

意外とテーマは重い。


人に映画の感想を述べる時、良いか悪いか以外に、勧められるか否かと言う視点もあると思うのだが、例えば「感染列島」、私は人には勧めない(見る予定の人を止めはしないけれど)。例えば「20世紀少年」、自分は好きでもどんな人にでも勧める勇気がない。だけどこの映画だったらどうだろう。どうだったと聞かれたら、
「良かったよ。是非見る機会があったら見てみて。」と即答するのではないだろうか。
もちろん、人の感覚は様々だから、みんなが私のように「良かった。」とは言わないかも知れないが。


映画館から帰ってきてから、用があって姉に電話をした時に、やはりこの映画の事は上の言葉のように言ったのだったが、ちょっと映画の内容に踏み込んで話したときに、思わず「フォレスト・ガンプ一期一会」の事を引き合いに出してしまったのだった。後でHPなんかを見てみると、脚本はまさにその作品を書いたエリック・ロスだった。やはりライターの作品の傾向と言うものがあるのかもしれない。


若返っていく人生だろうが、老いていく人生だろうが、その生きていく間に出会いもあり別れる人もあるのは実は同じこと。そんな人生の出会いを大切にしたくなるような、そんなことを、ふと思う作品だった。


以下ネタバレ感想
ベンジャミン3

ベンジャミンを拾って育て上げてくれたクイニーは、ベンジャミンの事を、ありがたくはないかもしれないが、まさに奇跡と言っていた。

父親が思わず捨ててしまった所が老人のための施設だったことと、拾ってくれた女性が、信仰心厚いクイニーだったことこそ、本当の奇跡だったように感じた。

彼の人生を通り過ぎて行く、様々な人々。

彼が自分を捨てた父を許し、彼の好きだった別荘の湖畔に連れて行くシーンは美しい。

また、ロシアで知り合った女性エイザベス・アボットとのつかの間の恋のエピソードは、心に残った。
お相手が、私の好きなティルダ・スウィントンだったからかもしれない。ずっと後になって、テレビで68歳の彼女が最高齢で海峡を渡った姿が映し出されるが、そこからは前向きなメッセージが多く発せられているような気がするし・・・、この辺がいかにもエリック・ロス

―願いはいつか叶う。だけど、その「願い」を持つと言うことが大変なんだって・・・
「願い」または「夢」を持つと言うことが、多大なエネルギーがいることなんだと思う。彼女のエネルギーの源は、かつての恋とベンジャミンとの語らいからだったかも知れない。
「先のことは分からない。」のだから。

ベンジャミン2

いずれにしても、ベンジャミンの初めての恋の相手は大人の女性だったわけだが、彼の人生でずっと大切だった女性は、ディジー。
生涯思い続けた女性でも、その共通の時間は短くて・・・。

子供が生まれて、二人の未来の為に去っていったベンジャミン。日記の最後にも書かれたシーンは切なかった。
服を着るディジーの後姿は、肉はたるみ背中は染みだらけでまさに中年の女性。それを見送るベンジャミンの姿は10代の少年のようだった。

そのシーンからは畳み掛けるように切なさのオンパレードだ。
老いても若返っても、最後はひとりでは生きられない。


時を戻したい。誰でも思うことではあるかもしれないが、時が戻る人生を送ってみても、そこにある喜怒哀楽、苦痛と至福は変わらないのかもしれない。

ただ、逆回転時計のお話は胸を打つ。
後ブラピの老人顔でも少年の演技(赤ちゃんが生まれることを知ったときなど)なんか感心したな。


ベンジャミン1

ベンジャミン4



監督 デビッド・フィンチャー
脚本 エリック・ロス
出演 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン




theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

tag : デビッド・フィンチャー エリック・ロス ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ

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comment

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こんにちは♪

ベンジャミンとデイジーの人生が何度もすれ違いながらもある一点で重なる。
そして幸せな時間は長続きせず、またもや二人は離れていく運命に・・・というのがなんとも切なかったです。
最後は彼女の腕の中というのも素晴らしいラストでした。
いろんな人との出会いがあり、その一つ一つは決して無駄ではないんですよね。
kiriyさんともこうしておつきあいいただいて本当に感謝です。

Re: こんにちは♪


普通なら同じ時を歩み続けることが出来るのに、二人はすれ違う人生を選ぶしかなく、そしてその時間は意外と短かったのが、切なかったですね。
> 最後は彼女の腕の中というのも素晴らしいラストでした。
思わず泣けました。
> いろんな人との出会いがあり、その一つ一つは決して無駄ではないんですよね。
そうですね。しみじみ~
私の方こそ、感謝です♪

お勧めですか

kiriyさん、こんにちは!
これ、かなり良かったようですね~

試写会が自転車で行ける場所であったんですが、
夜スタートで約3時間でしょう?
親が夜遊びしてる場合じゃないなあと思って、
諦めました・・・(今の時期、子供たちの手前)

ブラピでも作品でも、アカデミー賞を獲ってほしいなあと
思いますが、どうかなあ~??

YAN様


おはようございます。
この映画は、良かったですよ~。この作品なら安心してYANさんにお薦めできます(笑)
アカデミー賞でも何かに引っ掛かればいいのになあと思います。作品賞は、奥さんの出ているアレがライバルかしら。夫婦で取ったりしちゃったら凄いことに・・・。ビッグカップルって言う言葉があるけれど、まさに彼らって、そんな感じですよね。6人の子供の親と言うのもカッコイイ~。

この時期の親の夜遊び・・・・
うーん、確かに微妙。YANさんのところは今が一番の山場ですものね。でも必ず春は来るのだ!頑張れ!  って、頑張るのはお子様達ですね。親は心配したり見守ったりしか出来なくて、でもそれが親の仕事なんですよね。そして意外と辛かったりもするじゃないですか。だからやっぱりYANさんにエールです。頑張れ。

だけど、ちなみに私だったら、試写会に行っちゃったかな~なんて(汗)

こんばんはっ!

記事、書かれてたのですね。チェックもれでした~!
「フォレスト・ガンプ」思い出しますよね。脚本家が同じなんて知らなかったのに。
でも、今回はアカデミー賞は主要部門は取れませんでした。。。

そうそう、テレビニュースで水泳海峡横断、の場面は、よかったですね!
あれは思いがけないエピソードで、すばらしかったです。
いい映画を観させていただきました、って気分です。

ボー様

> 記事、書かれてたのですね。チェックもれでした~!
そう思われても仕方がないです(涙)。近頃ヤル気のないブログになっていましたから。

> 「フォレスト・ガンプ」思い出しますよね。脚本家が同じなんて知らなかったのに。
やっぱり作家の個性って微妙に出てしまうのでしょうか。結構連想した人が多かったみたいですよ。

> でも、今回はアカデミー賞は主要部門は取れませんでした。。。
ちょっと残念でしたね。でも、私はどちらかと言うと奥さんのアンジーにあげたかったような・・。でもいずれにしても夫婦でノミネートなんて凄い。文字通りのビッグカップルですね。

> そうそう、テレビニュースで水泳海峡横断、の場面は、よかったですね!
あれは思いがけないエピソードで、すばらしかったです。

そんな形の(遠くでですが)再会があると思わなかったので、驚きました。

しみじみとした心に残る映画でしたね。
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