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「ウィッカーマン」

ウィッカーマン - goo 映画


ulikka-mann

10月25日スターチャンネルにて。


なんとも言えない不思議な映画だった。見終わった後、気持ちを何処に持って言っていいかわからずに、かえって心に残る映画になってしまった。
主演はニコラス・ケイジで好きな俳優だ。それなりの期待を持って、お気軽なホラー映画だと思って見始めたのだが、お気軽には終わらなかった。

だけど、この映画から私は何を受け取ればいいのだろう。


せいぜい、自分の常識は他者の常識ではないと言うことだろうか。命に関わる他者の常識と言うものがあるので、注意せよと言うことなのだろうか。


この映画は、1973年イギリス映画のリメイク版で、カルト映画の名作と言われているらしい。が、こちらのリメイク版はオリジナルには及ばず、その年のラジー賞の五部門ににノミネートされたが、一つも取っていない。
だからと言うわけではないが、今年の私のラジーにノミネートしておこう。今のところの最有力候補。


ラストは衝撃の大どんでん返しだが、かなり不愉快。それこそが、この映画の狙いなのだ。
だけど、最初から大きなヒントがあって、映画を見慣れている者には、どんでん返しにはならない。ヒントはタイトルと蜂。無駄な雑学好きな人も、たぶん予想が付いてしまう。

だからこそ、どんでん返しの更なる返しが必要だったような気がしてしまう。
1973年には通用した驚きは、21世紀には受け入れられない。(決め付けた言い方ですみません)

しかも場所が違う。イギリスはあんなに狭いのに(失礼!)、単一国家ではなかった。それゆえに入り組んだ歴史と宗教史が存在し、それらに裏打ちされた異教というものに説得力がありそうだ。(見ていないので予想)だけど、この映画には、彼らの存在に説得力がない。

もう少し背景が丁寧で、重みがあったならばというところ。



心に残る映画、見終わった後にその映画のことをいろいろ考えることが出来る映画が、好きです。そういう視点で言ったら、「好きな映画」と言えるのかな・・・・?


ウィッカーマンWikipedia

<追記です> 11月1日

先日ボーさんからコメントを戴きましたが
>最初から大きなヒントがあって
って、それってなんだっけとふと思ってしまった私。

ネタバレなしでこんな程度でいいやと感想などを書いていると、半年後にはきっと全部忘れてしまうに違いないと思いました。それで自分の為に、もう少しだけ丁寧に書いておくことにしました。

 この映画は、タイトルで結構筋が読めてしまうなと思いました。

もちろん「ウィッカーマン」は「アイアンマン」なみに馴染みのないものでした。ただマシュマロマンと聞けば、まさか水兵帽を被って登場とは思わなくても、それなりの姿を想像できるわけです。ウィッカーは小枝または柳の枝で作られたものを指し、その人型で、映画ジャンルがサスペンス&ホラーなら、ろくなものではなさそうです。作中にも「燃える」と言う言葉が出てきますし。

でも、よく考えてみればこの映画は何もウィッカーマンの事を隠していたわけではないのですよね。

DVDのパッケージにもウィッカーマンは描かれていますし、公開時のポスターにも燃えるイメージはでていますよね。
しかも、蜂の社会のイメージを前面にこれでもかと言うぐらい出しているので、蜂社会の事を連想するならば、生贄は娘ローワンでなく、メイラスなのだと予想が付くのです。それを裏付けるようなウィローのいらつくばかりの口の閉ざし方。

学校でも、男は男根だけみたいな徹底的な教育ぶり。チャーミングで男らしい男が現れたからといって、裏切るような女が出ないところなどは、良かったです。

この映画の最後のどんでん返しと言うのは、生贄がローワンではなくメイラスだったというところではなく、ラストに何も起きず、女達の当初の思惑通りに事が終わってしまったことかも知れません。かなりの後味の悪さですが、それは私好みではないと言うだけで、意外とこういう作品が好きな方も多いのかもしれません。

実は私も、珍しくWikipediaのリンクを張ったのは、そこに書いてあったオリジナル版の解説が面白かったからなんです。
リメイクと言うのは大変です。見てもいないのに比較されてしまうのですから。
でも、民間信仰が生まれてきた土壌と背景からして、オリジナル版には強い説得力があり、リメイク版にはそれがないように感じました。(先に書いたことの繰り返しかな)

セリフで「魔女狩り」の言葉が一回だけ出てきたように感じましたが、そういう特殊な社会が出来上がった背景が欲しかったと思うのです。
また、オリジナル版では生贄になるハードルも高いのですが、こちらでは力強くご利益ありそうだけど、命を奪っても罪の意識なんかが生まれない者を選んだようで、説明不足のような気がしました。(ウィローはちょっと感じていたようですが)

「雄蜂は燃えろ~。」は結構陳腐でしたよね。
映像的には新しいものが綺麗だとは思いますが、オリジナルも、見る機会があったら見てみたいものだと思いました。

ところで、無駄な雑学
ココ

そこから、Wickerman Festival に飛ぶと、そこのウィッカーマンはちょっと艶かしい?

theme : 映画感想
genre : 映画

tag : ニコラス・ケイジ ウィッカーマン

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「ウィッカーマン」

私のホームページ(「シネマ停留所」、左欄にも「リンク」にあり)の掲示板で、以前この映画が話題になったことがある。 そのときに本作がリ...
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オリジナル版を見たい!

こんばんは!
私もこれ、点数低いです!
名優エレン・バースティンをもってきても、宝の持ち腐れ(?)みたいなもんです。
「最初から大きなヒント」「タイトルと蜂」って、どういうことでしたっけ…? もう忘れてる。

ボー様

いつもながらお返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
「最初から大きなヒント」って、なんだっけ?って、自分で思ってしまって(汗)思い出していました。チョウー情けないです。
でも、徐々に思い出しついでにいろいろ調べていたら、お仕事の時間に・・・(涙)
また、夜書かせてくださいね。

ボーさんの感想はすぐに読んだのですが、再度訪問させていただきます。


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