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トンマッコルへようこそ

トンマッコルへようこそ - goo 映画


トンマッコルへようこそ

2005年韓国映画

最初はタイトルから、中東あたりのなじみのない国のトラベルムービーかと思ってしまった。見始めたら韓国映画だし、山の中の知られていない村に迷い込むあたりで、韓国版ブリガドーンの物語なのかと、またまた勘違いしてしまった。

桃源郷物語にしては、朝鮮戦争真っ只中と言う時代背景が怪しい。


<途中ですが、追記です。>
書き終わってから、この映画のことをブログで調べて読んでいたら、公開当時韓国で6人に一人は観た、800万人が観た、2005年に一番の映画に選ばれたなど、大ヒットした映画だったのですね。あまりにも何も知らないで見てしまいましたが、それはそれで良かったような気もします。




この映画を見終わって、思わず口に出たコピー

たった五人で戦争をしてしまった。平和しか知らない村を守るために。



 物語は「子どものように純粋」と言う意味の名前を持つ「トンマッコル」に、韓国軍の二人、人民軍の三人、アメリカ人のスミスがその村に迷い込んでしまうところから始まる。村で鉢合わせをしてしまった彼らだが、緊迫して向き合う中、武器を知らない村人達は、手を揚げながらも蜂の巣の対策やイノシシについておしゃべりなどをしてしまう緊張感のなさだ。やがて長時間のにらみ合いの末、ふとした手違いで村人達の貯蔵庫である納屋を燃やしてしまった彼らは、農作業などを手伝うようになる。

 敵対していた彼らだが、イノシシの襲来を力を合わせて立ち向かう辺りから、心を通わせていくようになる。

 そしてラストには村を守るために、彼らはある決断をする。

 
このラストシーンには本当に泣けた。

同志よ、我らは互いに戦うものではなく、共に闘う仲間ではなかったのか。
何処とも戦ってほしくはないというのが本音だが、そんなメッセージが込められているように思った。

最後に言う冗談。
「ところで我らは連合軍ではないのですか~。南北連合軍。」そんな言葉が切なかった。







 ところで韓国映画は、真面目な映画でも笑いどころがギャグ映画のようで可笑しい。
言葉の通じない村人が、アメリカ人スミスに話しかけるシーンはかなり笑える。
「ハーアーユー?」
彼は飛行機が墜落して静止を彷徨ったばかりで足が負傷している。だから、何言っているんだ、足が折れてボロボロなのが分からないのかとまくし立てるが、誰も分からない。それどころか、
「ハーアーユーと言ったらファインセンキューと言って、そちらも同じように言って、こちらもファインセンキューと言って会話が終わるのです。」、挙句の果てには
「なんだって、ちゃんとやらないんだ、喧嘩を売っているのか。」と言われたりもするが、お互いに言葉が通じないので話は進まない。
心を一つにしたイノシシと戦うシーンは、映像が愉快だった。


細かい笑いどころなども多いが、些細なセリフの中にも大真面目なメッセージが込められていたように思う。
村長の村を上手く治めるコツ。
腹いっぱいに食わせることだ。簡潔にして奥が深い言葉だと思った。


 最後に、閃光で光っている遠い山の向こうを眺めながら、何が起きているのか分からなくてはしゃいで走り回っていた子供たちの声が悲しかった。


theme : 映画感想
genre : 映画

tag : 韓国映画 トンマッコルへようこそ

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リンクありがとうございます

kiriyさん こんにちは~♪
TBとリンクありがとうございます。
こちらからも TBとリンク致しますね。

これが「ヒット」した 理由が分かりますか?
私は・・・本当の事を言えば わかりません。

深刻そうで そうでも無い 妙はバランスがいいのでしょうか?
しかし 最後は やはり ハッピーエンドにして欲しかったなぁ・・
と勝手に思ってます。

こんにちは♪

朝鮮半島が南北に分かれていて未だ休戦中というところが、かなり韓国映画の題材としてはオイシイな~と思うのです。
同一民族なのに戦わねばならないっていうのが一番キツイですよね。
この映画のように個人個人だったら心も通わせられるはずなのに、国というものがドドーンと出て来るとそうもいかなくなる。
ギャグのようなセリフの中に真実があったりして、本当になかなか良い作品だと思いました。

まーこ♪様

 おはようございます。リンクの事は前からお願いしたかったのですが、「今だー!」と言うタイミングがなくて遅くなってしまいました(笑)
これからもよろしくお願いいたします。

韓国映画はシリアスなのに、妙な笑いどころがあって、そんなところが好きかと言われると、ちょっとついていけないのが本音です。でもそれは嫌だというより、驚いて口開けて観ていると言うような感じです。笑いに対する感覚が日本とは違うのかも知れません。

でもこの映画の、シリアスな場面なのに笑えるところ―北と南の兵士が一昼夜にらみ合っている所なんかは、素直に笑ってしまいました。

この映画は日本でもそんなにヒットしたのでしょうか?その当時の事は分かりませんが、韓国で大ヒットした理由は、(本当のことは分かりませんが)北も南もなく同じ民族が手を取り合って、平和な村(国)を共に守りたいと言う心の根底にある悲願みたいなものが、ヒットにつながっているのじゃないかなと思いました。

好みで言うと、ひとりぐらいは生き残って、あの村に返してあげたかったですね。

ミチ様

おはようございます♪
私も時々名古屋あたりで国が分断されてしまってしまっていたら・・・とふと思うことがあるんですよ。日本だって同じような危機はあったと思うのですが、多くの涙と共にその悲劇からだけは逃れることが出来たのだと思います。

長野あたりの山奥で、関西弁と東京弁の人間が銃をつき合わせてる・・・・・。

ああ、恐ろしいと思うけれど、そういう風に書くとコメディのように感じてしまうのは、やっぱり日本って平和なんですね。
ちょっと妄想・・・
たまたま居合わせた女兵士。
「何よ~あんたら!!」と、東京人。
「負けへんで~。」と、大阪のおばちゃん。憎みあうなんて絶対に嫌ですよね。
「国」とか「思想」と言う存在は、複雑すぎます。

形式

TBありがとう。
とても上手に、ファンタジーという形式を借りて、メッセージを紡いでいた作品でしたね。

kimion20002000様

おはようございます。
TBもコメントもありがとうございます。
韓国映画は笑いとシリアスが混合一体。でもその奥にあるものはなかなか深いものがありますね。この映画もそんな映画の傑作だと思いました。

また、そちらの方にもお邪魔させていただきますね。
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