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ハプニング

ハプニング
ハプニング - goo 映画

8月1日 映画館にて。


 人々は方向感覚を失い、言葉を狂わせそして絶望して死んでいく。なぜそれは始まり、どうして突然起こったのか。そしてその時人々はどうするのか。
最初から恐怖のシーンの連続です。

M・ナイト・シャマラン監督新作は、goo映画のジャンルではスリラー/サスペンスに分類されていましたが、これはSFではないのでしょうか。

 今回のテーマカラーはグリーン。この映画は、シャマラン監督がハイウェイを走っている時、ある場所で木々が同じ方向に傾いているのを見たことにヒントに、この映画の発想を得たとインタビューで言っていましたが、そんな言葉に既にかなりのヒントがあって、絶対に秘密と言うほどの秘密さは無いように思われました。

いつも彼の作品を見ると心のどこかで自分を説得している自分が居たりします。なかなか面白かった・・に違いない。なかなか余韻が残る作品だった・・に違いない。メッセージ性が高かった・・様な気がする、というように。(ちなみにそんな事言っていますが、たぶん私はかなり彼の作品のファンなのだと思います。・・自覚はないのですが。)
だけど、この映画ではその説得が必要なかったように思います。

また、インタビューで
ハプニングの恐怖はあえてのB級狙い」と言っていますが、その狙いが功を奏したのか、最後まで恐怖と向き合って気持ちが萎むことなく、この映画を楽しむことが出来ました。

そして、ブロガーの方たちにはかなり評判が良かった「ミスト」を、なぜか私は連想してしまいました。子供を守りたい、そんな気持ちが登場人物に共通していたからでしょうか。あるいは、なぜ突然にそんなことになったのかという恐怖、またはやっぱり怖いのはやっぱり人間と言う共通点があったからでしょうか。


                    ☆その他のM・ナイト・シャマラン監督の作品の感想     
                       「レディ・イン・ザ・ウォーター
                      「M・ナイト・シャマランは好きですか。」


<以下ネタバレ感想です>
ハプニング2


こういう映画は冒頭5分が勝負かも知れません。その5分、かなり見せてくれましたと思います。

だけど公園で
「嫌だわ、あの人。自分で自分の肌を痛めている。」 
セリフは正確ではありませんが、その人が見つかりません。
「今何ページ目を読んでいるのだっけ。」と言った彼女の髪留めの先の長いこと。スルスルスルとどれだけ出てくるのかと思ってしまいました。

―必殺仕事人じゃあるまいし・・・と思った途端に、グイッと首に。    (汗)

ビルから人が降って来るシーンは、映像が綺麗です。(そんなことを言うと、私は危ない人?)
でも、おじさんそこに立っていては危ないじゃないと、気に成ることしきり。


場面変わって、マーク・ウォールバーグ演じる科学教師エリオットの授業風景。
まったく本編には関係のないことですが、教科書に書いてあることではなくて自分の意見を言わせる授業の仕方に、いたく感心してしまいました。

大雪でも学校は閉鎖にはならなかったのにという言葉から、さりげなく子供たちを帰してはいますが、それが如何に緊急性のあるものだったかがうかがい知る事が出来ると思います。ただ、まだ人々は恐怖に直面していなくて、普段どおりの別れがそこにはありました。
ふと、子供たちを呼び止めて何かを言おうとするエリオットですが、言葉も見つかりません。

こんなに丁寧に書いていたんじゃ、いったいどれだけ長く書くつもりなんだかという雰囲気ですが、一つ一つのシーンがいろいろな意味で気になって仕方がありません。

彼が言っていた、ミツバチの謎は放置です。では、つぐみはどうなんだ、蛙はどうなんだと思ってしまう私です。鳥や蛙が木からボタボタ降って来るシーンが無いところを見ると、木々の攻撃対象は人間のみなのかと思うわけですが、木が出す毒性のある化学物質というのも、実は仮説で、真実は分からないわけです。

分からないわけですが、偶然知り合った人の力強い言動によって、エリオットたちもまた映画を観ている私達もその仮説によって、物語の駒を進めて言っていると言うわけなのです。その情報が如何に彼らを助けたか、見ていれば分かることなのですが、最後まで彼らにとっては信じられないくらいのご都合主義が働きます。でも、それを許してしまう気になれるのは、別にエリオットたちがインディ・ジョーンズのようなスーパースターだからではもちろんなく、シャマラン監督の作品が、細かいことに拘らせない、現実の世界の部分的切り取りのような短編小説みたいなものに感じてしまうからだと思います。

エリオットの親友の数学教師ジョン・レグイザモ演じるジュリアンは、とってもいい人でした。良識があり妻を愛し子を思う、パニックになっている人を落ち着かせようとする心惹かれる人でした。
途中で出会った若者達は口は悪いが、明るくいい子供たちでした。
そんな人たちが助からないことが悲しく感じました。

ついでに言うとエリオットの妻アルマ役のズーニー・デシャネル、ジュリアンの子供ジェス役のアシュリンは可愛く、この映画の恐怖の救いです。

最後に出てくるミセス・ジョーンズのエピソードは、もうそれだけでかなりのインパクトがありすぎです。彼女と迷い込んだ旅人だけで恐怖映画が作れてしまうほどです。その前のブランコのあるうちでの出来事など、恐怖もそうですが一番摩訶不思議な存在はやっぱり人間だったのかと、思わないわけには行きません。


突然始まり突然終わった異変。人々は平穏な生活に戻ったように見えましたが、その最初の異変は警告に過ぎなかった・・・・
そして物語は場所を変え、今始まりの時を向えるのです。人類滅亡までの道・・・・・



 短い映画ではありますがその後考えることがたくさんあるから、私はシャマランの作品が好きなのかも知れませんね。


だけど~!!
一つ一つのシーンを丁寧に撮って、見せる場面がたくさんあるから可能なのだと思いますが、
シャマラン監督の映画は、何が凄いって予告編がやっぱり凄い!

あの予告編を作った人が天才です!


theme : 映画感想
genre : 映画

tag : ハプニング M・ナイト・シャマラン

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こんばんは!

kiriyさんは、よく考えてらっしゃいますね!
私なんて、感覚で面白いかどうか、ですよう。
シャマランに関しては、好きなほうなので、今回も楽しめました。怖いですけどね。
自分で、あえてB級、と言ってたのですか。…じゃあ、映画としても、なんの問題もないですね!

ボー様

・・・本当はね、私もブログを書いていなかったら、
「めっちゃ、面白かった」「超、面白かった。」「普通に面白かった。」「訳は分からないけれど面白かった。」「面白かったような気がする。」「面白かったことにスル。」で成り立っているようなきがするんですよ。

時々ブログ記事書いていて、何でこんなに長々書いているんだろうと思うことがあって、・・・要するにおしゃべりなんですね(笑)

先日もボーさんのところでコメントを書いて送信したら、凄く長くて、実はあれ少し反省していました(汗)

B級映画といったのではなく、敢てパニック映画にしなくてB級映画ティストの恐怖にしたと言ったのだと思うのだけれど、彼にはそれが似合っていますよね。彼の大パニック映画なんか想像がつきません。

こんにちは!

私もkiriyさんと同じで、
この映画を観ていろいろと自分を説得していました(^▽^;)
それで、勝手に意味づけをしたりして~
シャマラン監督は愛と平和みたいなものを
最終的に入れたかったのかな?とか。
だから、インパクトがなくて物足りない終わり方に
なってしまったような気もします。

「ミスト」だとそのあたりはバッサリと切って、
絶望感漂う衝撃を残しましたからね。

予告編が一番インパクトがありましたよね!
それで期待し過ぎちゃったかなあ。

YAN様

この映画は、「ミスト」の結構すぐ後で上映されたような気がするのですが、それでちょっと損をしたように思いました。どうしても比べられてしまいますよね。「ミスト」はラストが衝撃的で印象が強かったのですが、こちらは次に続いてしまう感じは残っていながらも、とりあえずホッとする展開で、比較してしまうと詰めが甘かったように思えてしまいます。

彼の作品は、予告編が面白すぎ。そのギャップが凄すぎるのも彼の作品の特徴なような気もしてしまうのですよね。
変な特徴ですよね。
もう彼には騙されないぞと思うのですが、また、新作が出来たら予告編に騙されて、見に行ってしまうような気がします(汗)
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