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「スパイの妻 劇場版」

スパイの妻

2020年10月劇場公開。

2020年6月にNHK8Kで放送されたドラマを、スクリーンサイズ西色調などを直し劇場公開したもの。8Kだったので、このドラマの事はまったく知らなかったです。

今度、またドラマ版の再放送があるらしいです。

その情報は→こちらです。

とりあえずですが、BSプレミアムでは4月12日(月)夜9時から。


3月最後にテレビまたはPCで見た映画は、この「スパイの妻」でした。

高橋一生蒼井優、本当にうまいなぁと、しみじみと思いました。

何がかと言うと、世界観を作り出すことが。


そのセリフの言い回し方、立ち振る舞い。なんだか脳内イメージ画面がセピア色になっていました。

物語も、なかなか面白かったのです。

しかしこうも上手くいくかな。

もしも一歩間違えた感情がそこに生じていたらと思うと、恐ろしい賭けではあったなとも思うのです。何を言ってるかというのは、画像の下にネタバレ感想で書きます。

ただあの「君はスパイの妻ではない。堂々と生きて行けばいいよ。」と優作が言ったのは、「私はスパイではないから」と言ったのではなく、そういう意味だったのかと思いました。

ラストはなんとなく勝手に想像しました。

出来ればその想像で良かったのか、答え合わせが欲しいと思うのは私だけではないはずです。

もう少し、心理部分では分かりやすかったなら良かったのになと思いました。

(画像の下はネタバレ感想です。)

スパイの妻

甥が捕らえられ、凄まじい拷問をされたと知っても、またその後もまともな未来は得られない事を知っても

「仕方がないわ。大義のためには犠牲も必要。」と言いのける聡子は、そうとう恐ろしい人だなと思いました。

「あなたがスパイなら、私は喜んでスパイの妻になるわ。」という聡子の深い愛を、優作は、心の中ではどう思っていたのでしょうか。


聡子をも欺いたのは、聡子を守るためだったと言う解説が多数。


本当にそれだけだったのかと、私は懐疑的になってしまいました。この時代に自分の気持ちに正直で、人前でも抱き着いて離れない。また二人の亡命計画の実行中の、彼女のイキイキとした嬉しい様。相当重い愛じゃないですか。

確かに聡子の密航を告白してしまい、持っていたテープが、趣味で写していた映画だったとしたら、彼女が大事な国の機密の持ち出す人としては無罪にはなるかもしれず、彼女をこの先の危険から守ったと言えるかもしれません。

だけど本当はそんな時代ではなかったでしょう。

ささやかな事で特高に引っ張られ、少女であっても気が狂うほどの拷問を受けたと言うそんな時代だったのです(見て来たかのように言いますが、中学生のころ読んだ本から言ってます。)

本当だったら彼女の密航騒ぎは夫が逃げ切るための時間稼ぎとして、共犯として簡単に裁かれたと思います。いや、そんな可能性もあったでしょう。

だけど優作には計算があったはず。彼女を裁くのは、彼女を密かに愛している、彼女の幼馴染の憲兵の津森だと言う計算が。

だけど世の中、計算通りには行かない事も多いでしょう。それゆえに「恐ろしい賭け」と、先に書いたのです。


聡子も、自分さえも欺いてひとり逃げ切った事を知り、だから「お見事です。」と言ったのだと思います。

そして収容されていた精神病院で、激しい空襲に遭った時、聡子は日本の敗戦を確信し、時代をしっかり読んでいた優作に対して、またも「お見事です。」と言ったのでしょうか。


優作の死亡報告書には改ざんの跡がありました。その後で聡子がアメリカに旅立ったと言われれば、やはり彼女は彼に会いに行ったのだと、理解しても良いという事でしょうか。





tag : テレビやPCで見た映画 邦画 2021年に見た映画 3月に見た映画 高橋一生 蒼井優

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