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「デンデラ」

デンデラ3

1月28日、Amazonプライムビデオで見ました。
その前日に息子と会った時に、この映画の話題になり
「なぜ熊なのか ? 」と言う内容で盛り上がったからです。

彼が言うには、絶対に面白いに違いないと見始めたとの事。
MADバーサンズかって。

自分たちを理不尽に捨てた村人たちとの、死闘が繰り広げられるのかって思ったわけですよ。

でもそこに人喰い熊がー。

えっ、何で熊と???

ってなったと言うのです。

おい、何でネタバレ告知無しで言っちゃってるのって感じですが、いや、むしろ、ここは知っていた方が良いよって、私は思いますよ。

熊と闘うのですよ、MADバーサンズが。

私は知っていたので(息子君からのネタバレで)、なんだかむしろ結構面白かったです。

だってこれがあるから・・・・・って、ここからは本当のネタバレなので後で書きます。

むしろ私が気になったのは、バーサンズはどうやってあの着るものを確保したのだろうかと言う点。

監督が「楢山節考」繋がりなのか、故今村昌平監督の息子・天願大介氏なのですが、(その発想もどうかと・・^^;)、これは女性目線必要だったのではないかと、私的には感じました。

もしかしたらちゃんとそう言うシーンがあって見逃したのかも知れませんが、あまり女性ならではの知恵を絞っての豊かな暮らしぶりとか言うのもなくて、なんだか惜しいような気もしたのです。
だからうさぎ狩りのシーンなど、カッコいいなと楽しく見る事が出来ました。

あと、最初、バーさんたちが皆汚くて、誰が誰だかと言う感じでしたが、(相当失礼な事を言っていてすみません。)皆演技達者な皆様で、そこはなかなか良かったです。


以下は少々のネタバレ感想です。


デンデラ2


村人を寝込みに襲って絶滅させる・・・・・みたいな復讐に燃えているデンデラを作った村の長メイ。
これ、無理でしょうと私は思いました。力がと言う問題ではなく、その村には、自分たちの家族が住んでいるのですから。
ところがお話はもっと恐ろしかったのです。
メイは言います。
「じゃあ、お前はその家には行かなければ良いよ。お前の家にはほかの者が行くから。」
容赦がないのです。

この女たちは、今までは言われた通りにしか動かなかったし、そうであるべきと教えられたとおりにしか考える事も出来なかったのです。つまり自分たちの頭で何も考えてこなかった人たちなんですね。
姥捨ての習慣が、理不尽である事にすら気が付くも出来なかったと言って良いのかも。

ひとりそこから生き抜き、30年かけて50人の村を作ったメイ。
メイは男たちは助けなかった。そこにこの作品のテーマがあったのじゃないかしら。女たちの社会への反乱のような。

だから本当にひどい目にあいながら、「赦し」を自分のテーマにしている反メイ派のマサリに対しては「意気地なし」と言いながらも、その存在を認めていたのですから。

そして「なぜ熊なのか」と言う点。

これ、むしろ私は上手いなあと思いました。
この人たち、日頃からエイヤ―って訓練をしていたけれど、たとえ寝込みで襲っても、すぐに逆襲されて30年の想いがむなしく消えるだけだったと思うのです。

だけどラストがカユが決死で取った作戦は、村まで走りに走って熊を引っ張っていく事。

子供を殺された母熊は、新たにオスの熊まで呼んで村を襲います。

それでも遠くから銃声が。

小熊を殺され新しいつれあいもたぶん殺され、そして自分自身の体も女たちに焼かれ目も潰されて、母熊はボロボロです。
そしてこの母熊によって、デンデラの村は壊滅してしまいました。

最後に向き合う母熊とカユ。

「どっちが勝ったんだ。」
とカユがかっこよく言って、そこでこの映画は終わりです。


とっても分かり辛い。
とりあえず、復讐からは何も生まれないなと思えば良いのかなって、その後いろいろ考えて思いました。

しかし着物は何処から ? ←しつこい

あっ、そうそう。これ時代はいつなのかな。このおばあさんたちに、皆苗字があるのよね。そんなに昔々ではないって事なのか。

その他の情報は→こちらで
デンデラ1

theme : Amazonプライムビデオ
genre : 映画

tag : Amazonプライムビデオ 邦画

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kiriyです。
映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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