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星守る犬

星守る犬 - goo 映画

星守る犬1
6月18日映画館にて。

なんだか時々ポロポロと泣きたい気分になります。映画館の予告編で、そんな気分を助けてくれるだろうなと言う予感がしてこの映画を選んだのかもしれません。
この映画の原作も知らなかったので、「星守る犬」と言うのは、星になってしまった主人を見守っていた犬の健気なお話しなのかと思っていました。

ところが「星を守る犬」と言うのは、ずっと星を見上げている犬の事で、手の届かない星にいつか手が届くと言う夢を見ている者のことを言うのだそうです。その事を、映画に行く直前に知って、この映画はワンコと飼い主の単なる愛の物語と言うわけではないのかもと思いました。その予想は当たり、さりげない社会派ドラマのような感覚がしました。

さりげなくネタバレになっています ↓

声高には叫んでいませんが、一人の男の生き様から、何故彼は無縁仏になどにならなければならなかったのか。そんな事を考えないで、犬の可愛らしさだけを見る事は出来ない映画になっていると思います。

半年前に死んだと思われる、車上生活者の白骨死体。その傍らでその後、半年生き続けていた犬の亡骸。そんな彼らの事が心に引っかかってしまったのは、市役所の福祉課の青年でした。
彼は成人になるまでに両親、その後引き取ってくれた祖父母を亡くし、そして飼っていた犬も見送り、図書館の本を読み続けることだけが楽しみのような、世間から心を閉ざしたような青年でした。

二枚のレシートとリサイクルショップの申し込み書を頼りに、孤独死した男の足取りを辿ると言うロードムービー。

この映画、ほんのちょっとだけオカルト入っていますよ。
もちろんオカルト映画ではありませんが、「導き」のようなものがあるのです。

私たちは名もなく死んでいく。だけど確かに居たのです。生きていたのです。その導きは、そんなメッセージだったのかもしれません。


星守る犬7

この映画は上にも書いたとおり、絶対に泣いてしまうだろうなと思っていたのに、意外と泣けません。でも京介の犬のクロが死ぬシーンは、犬を飼った事がありその死を経験した者にとっては、自分の経験と重なって、そして我が家の犬の最後ばかりが蘇ってきて、やっぱり泣いてしまったのです。
と言うか、犬のシーンだけはみんな泣きました。

このクロの役の犬もハッピー役の犬も、名犬ですね。演技力凄いですよ。
特にハッピーの臨終シーン、飼い主の元にヨロヨロしながら片足負傷しながら帰る所で、私が泣かないなんて無理。

でもポロポロ泣きに来たんでしょうと言われたら、まさにそうなんですね。でも犬が酷い目にあうのを見て泣きたいと言う訳ではないのです。どんな時でも飼い主を裏切らず心を寄せてくれた、そんな犬の姿を見て涙したいのだと思います。

そんな映画を見て、実は自分の中で大切にしたい思い出を忘れないようにしているのかなと、自分で思いました。忘れたくない悲しみもあるでしょう。
ずっと大切に思っていてくれていたんだね。でも、私はどうだったのかな・・・・
上に書いたのは、自分の事。
でも、だからこそ京介の後悔の気持ちが良く分かりました。

家族には恵まれていないような京介だけど、ずっと愛を与え続けてくれた祖父。クロを与えてくれた祖父。
「何もしないでただやり過ごすだけの人生よりも、高望みをして生きる「星守る犬」の方がいい」と教えてくれた祖父。

そばにいなくても守ってくれている者って、確かに居るのだと思います。

星守る犬6星守る犬5星守る犬7

gooのフォトギャラリーにリサイクルショップの夫婦のものがないのは、差別だ・・なんて思ってしまったよw
コホン、独り言です。

最後は、彼らは居なくなっても彼らとかかわった人たちは皆それぞれを懸命に生きていると言うシーン、それ、凄くよかったです。

出来たら、あのお金を全額盗んでしまった少年の沖縄での暮らしぶりも見たかったと思います。

星守る犬2

一緒に足取りを辿った少女も、そして京介にも前向きな変化が訪れました。


星守る犬3

京介が拾った犬にはやっぱりハッピーと名前がついたのでしょうか。



星守る犬4

毎日真面目に仕事をし、家族と仲良し。
だけどどうして・・・・

でもこの男の人が、単に可哀想とは思えない。
あの時代と言うか、この時代・・。そうずっと引きずっているものね、このろくでもない時代、酷い目にあったのはこの人だけじゃない。
やっぱり時には向き合って、生きなくちゃ駄目だと思うのですよ。自分に仕事のない時は、家事はやろうよ。子育ての壁にぶつかっている妻の助けにはなろうよ。介護は大変な事なんだと考えようよ。優しい顔をして「お前の好きにすればいいよ。」は駄目だよね。

妻をクタクタに疲れさせ、追い詰めてしまったのは、まさにこの男の人の逃げの姿勢。
ただ、人間は失敗する生き物。やり直すチャンスがほしかったです。でもないのが現実なのでしょうか。

この男の人の悲劇は誰もが落ちてしまう落とし穴のようで怖いです。

身元の分かるものを徹底的に処分してしまったのは、この男の人の家族への愛だと思うと、非常に切なかったです。


西田敏行
玉山鉄二
川島海荷
余貴美子
温水洋一
濱田マリ
塩見三省
中村獅童
岸本加世子
藤竜也
三浦友和

監督 瀧本智行

theme : 邦画
genre : 映画

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