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ぼくのエリ 200歳の少女

ぼくのエリ 200歳の少女 - goo 映画

ぼくのエリ
8月11日に銀座テアトルシネマにて鑑賞

世界各国で60の賞を受賞、80の賞にノミネートされている。
原作はヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。ハリウッドでリメイクが決まっている。

私は萩尾望都の「ポーの一族」育ち。~育ちと言う言い回しは可笑しいが、青春時代に大きな影響を受けた事は間違いがない。

そして、そんな私はオールキャストをヨーロッパの人たちの実写で「ポーの一族」の映画化を夢見てきたかもしれない。
だけどこの映画を見て、もしその願いが叶ったとしても世界的に見れば、すでに二番煎じと言われてしまうのではとしみじみと思い知らされたのだった。

いじめにあっている孤独な少年オスカーは、さながら「ポーの一族」のアランのようだ。その容貌も。
そのオスカーが、自分の住んでいるマンションのとなりに引っ越してきた少女エリと夜の中庭で出会う。

ネタばれと隠す必要もないことなので、書くが、この少女は永遠の12歳、ヴァンパイヤなのだ。

少女は美しく中性的で異様な魅力を放つ。

このエリには更なる秘密があり、それは台詞のハシハシでなんとなく推理する事が出来る。この秘密がまた更に甘い蜜の味付けになっている事は間違いのないことだと思う。

恐ろしいシーンもあるが、ホラー慣れしているので大した事はない。
ただ、本当に恐ろしく感じたのは・・・・

と言う訳で、以下ネタばれ感想だけど、その前に彼女の擁護者が人を襲うシーンで、もっと要領よく遣れよと思ってしまうと言うのは、人としてどうなんだろうと、ふと迷うところでもある。


ぼくのエリ2

人としての道徳心を問われるならば、更に難しいシーンは、ラスト一歩前。エリによるいじめ少年たちへの逆襲のシーンかもしれない。
なんだかちょっとスカッとした(書いているけれど、内緒。)

そして、この時のエリ大写しの何て美しい事か。

自分を守ってくれる美しいエリ。その前の別れの辛さを知っていただけに、ラストシーンへと加速する。
ああ、だけど。
ラストシーンは怖い。

近頃すっかり買わなくなってしまったが、エリの秘密の確認がしたくて珍しく買ったパンフレットに、二つのレビューが載っていた。そのひとつにまったく持って自分が感じた恐怖が、そのまま書かれていて妙な共鳴を感じたのだった。

その恐怖は、オスカーの未来である。
なんとなくそれを暗示するかのような登場人物は最後まで気の毒。

だが、もうひとつのレビューには
これはホラー版「小さな恋のメロディ」だと言うような事が書いてあったと思われる。

そう思うと、ちょっと気持ちが救われる。
スウェーデンの映画。聞き覚えのない言語が、また摩訶不思議さの怪しい魅力度をアップさせていたと思う。

監督

* トーマス・アルフレッドソン

原作・脚本

* ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト

出演

* カーレ・ヘーデプラント
* リーナ・レアンデション
* ペール・ラグナル

ぼくのエリ3

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

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おはようございますー!

いじめ少年たちが、どうなったか。すかっとしますよ。私も。
ほんとに理不尽で憎たらしいですもん。

「ポーの一族」はぜんぜん知りませんですけど…。
「小さな恋のメロディ」というのも、まったく頭に浮かばなかったですよ。

ボー様

おはようございます。良かった、ボーさんもスカッとされて♪
早くエリが逆襲してくれないかなと思っていたのですが、そのシーンで「ヤッター!」と書いたら、いかがなものかと気を使ってしまいました(笑)
気を使いすぎるという、ツイッター疲れがブログの方にも影響を・・・(苦笑)

ちなみに「ポーの一族」はすでに古典かもしれませんが、絶対にボーさんは好きだと思うなんて思ってしまったりして。漫画を文学の域まで高めたヴァンパイヤ漫画の傑作なのです!(キッパリ)

好きな作品です

kiriyさん、こんにちは!
私も「ポーの一族」知らないわあ(^^;

ラストのプールのシーンは、スカッとした気持ちもあったかも
しれないけど、衝撃のほうが強かったです。
あの撮り方もこれまでに無かった感じだったし、
強烈なシーンでしたね。

「小さな恋のメロディ」とは全然思えなくて、
オスカーの未来が心配になりました。
そちらの恐怖が、この作品を独特なものにしている気がします。

YAN様

こんにちは。ちっともこちらでお返事しなくてごめんなさい。
なんとなく元気が出ない時、映画ブログって開く気にもなれなくて、申し訳ないです。

この映画のラストは衝撃的でしたよね。幸せそうなオスカーの顔が悲しくて・・・。
だからパンフに書いてあった「小さな恋のメロディ」の言葉には、ちょっと救われました。

「ポーの一族」は知る人ぞ知るヴァンパイヤ漫画の名作で今では既に古典とも言えるかもしれません。
主人公のエドガー・ポーツネルは見た目は14歳。名門一族で高ピーなアランは、実は一族の中で孤立していて孤独な少年。エドガーは体の弱い妹メリーベルの為に新しい血を求めてアランに近づくが・・・って話。この漫画のアランは凄くオスカーにイメージが似てると私は思ってしまいましたよ。
漫画を読むことなんかないかも知れませんが、機会があったら読んでみてください。
この映画に対してもちょっとだけイメージが変わるかもしれませんよ(笑)
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