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「フィラデルフィア」

フィラデルフィア(1993) - goo 映画

フィラデルフィア


ここの所デンゼル・ワシントン特集とかだそうで、彼の映画ばかりやっているみたいです。16日昼間録画してあったものを夜、父と二人で見ました。
だけどこの映画、トム・ハンクスに目が釘付け。

17年前の映画でキャストは、もちろんみんな若いのですが、それでも彼らは皆同じ顔です。彼らと言うのは、弁護士役のデンゼル・ワシントン、弁護士で今回依頼人になるトム・ハンクス、その恋人役のアントニオ・バンデラス
だけど、トム・ハンクスの顔まで変わって言ってしまう激痩せぶりからは、本当に役者魂が伝わってきました。

役柄、痩せると言う事は、この映画よりも7年後の「キャスト・アウェイ」でも見せてくれて、役者って凄いんだなと思ったことがありましたが、その前にも彼はそれをやっていたわけなんですね。
もちろん、そう言う役者さんはたくさんいて、日本でも役作りに余念がない俳優さんはたくさんいると思います。
でも、同じ映像内での激変にはやっぱり驚かされます。
別にだからと言って、そこだけが素晴らしかったわけではないのですが、セリフも多くもなく、熱弁をふるうわけでもなく、どちらかと言うと静かな役だったと思うのに、強い説得力を感じ魅入ってしまいました。

この感想を書くためにちょっとリサーチを入れましたら、トム・ハンクスはこの映画で第66回アカデミー賞で主演男優賞を取っていました。
その翌年、彼はまた「フォレストガンプ一期一会」で主演男優賞を取りました。二年続けて彼がアカデミー賞で主演男優賞を取っていた事は、なんとなく知っていましたが、この映画だったのですね。私はトム・ハンクスは「フォレスト・ガンプ」から意識するようになった俳優さんだったので、その前の作品には明るくないのです。
ちなみに関係はないのですが、66回アカデミー賞の作品賞は「シンドラーのリスト」。
あの作品が出来てから、もうそんなに経ってしまったのだと思う反面、良作は色あせないんだなぁとしみじみ思うところです。

そして、それはこの作品にも言えることだと思います。例えば、公開時にこの映画の事を全く知らなくても、17年の時を経て、この映画に感動する者もまたいるわけですから。

いや~、映画って本当に素晴らしいですね。(水野さん風に)

そしてようやく映画の感想です。

物語は、大手の弁護士事務所に所属するアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は若く有能な弁護士。今回も大手企業から依頼を受けた公害訴訟に勝ち、事務所の信頼も厚く、次回の大きな仕事を任されたばかり。だけど、その訴訟状が無くなると言う事件が起き・・・
その後、その訴訟状は見つかるが、信頼を欠いたと彼は解雇されてしまう。が、実はそれは彼がゲイでエイズである事からの不当解雇だった。ベケットは訴訟を起こそうとするが、弁護士が見つからず、以前敵同士として渡り合ったやり手の弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)を訪ねる。だが、彼はゲイ嫌いでエイズに対しても偏見と差別意識を持っていた。握手してもうつってしまったのではないかと不安になったり、ベケットが何気なく触った葉巻にも嫌悪を示す。ゆえに彼は依頼を断ってしまうのだが、図書館で仕方なくセルフ弁護の準備をしているベケットを見かけ、差別されても毅然とした態度のベケットの姿に弁護を引き受ける事にする。

あくまでも信頼のたる仕事が出来なかった事からの解雇と言い張る大手弁護士事務所との戦いは、裁判劇としてもなかなか面白いものではありますが、そこの部分は「おお~」と言うべきものはなく、意外とタンタンとしています。
その裁判中にもどんどん衰弱していくベケット。そんなベケットを包み込むように見守るパートナーのミゲール(アントニオ・バンデラス)や、その家族。

裁判劇の大好きな私ですが、この映画の魅力はそこよりも周囲の人の愛にあったように思いました。「愛」と言っても、これと言って何もエピソードがあるわけではありません。見守っているだけです。でも、その愛を感じるのです。
ベケットが自分と恋人のために開くパーティーのシーンは、その愛の集まりでした。

以下はラストが分かってしまうネタばれが書いてあります。
お気をつけて。




どんどん衰弱していったベケットは、とうとう裁判に立ち会う事もできなくなり、その勝訴の結果も病院のベッドの上で聞く事になります。一日が終わり、病院に来ていた友人や家族は去っていきますが、その去っていく様子がまた良いのです。そして、最期の時が来ました。
「ミゲール、別れの時が来た。」と呼吸器のマスクを外すシーンはジーンと来ました。


ゲイ嫌いでエイズに偏見があったミラーは、その裁判を経て、ベケットに強い友情を感じるようになっていました。
フィラデルフィアは「兄弟愛」を意味する街なのだそうです。そこにタイトルの意味があったのですね。


映画には、その時代だから出来た映画というものがあると思います。
その感染ルートから、エイズが死に至る病と言う恐怖以外にも忌み嫌われるものがあったかと思います。
日本でも、その恐怖と特殊性から、エイズに対しての差別は、かなりのものがあったと思われます。ゆえにその頃導入された小学校の性教育の場において、子供たちにエイズ教育が積極的に行われました。
17年前だからこの映画が出来たんだと、逆に私はそう信じたいと思います。


監督  ジョナサン・デミ






theme : 洋画
genre : 映画

tag : トム・ハンクス デンゼル・ワシントン アントニオ・バンデラス ジョナサン・デミ

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