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ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー - goo 映画

20101301

1月30日映画館にて

原作ー井坂幸太郎。期待通りの面白さでした。一体どうなるんだ、どうこの話を落とすんだと気持ちも目も画面に釘付けでした。

ミステリーだけではなく、懐かしい青春の甘酸っぱさを感じさせながら、ちょっと納得のラストでした。

ありがちな巨悪に立ち向かうものではなかった所がリアルで良い、巨大過ぎて立ち向かうことが出来ないから巨悪なのだから。はじめから狙われてはめられてしまったら、人は何を武器にどう戦うのだろう。そして何を持って自分の勝利と考えればよいのだろうかと思いました。

蟻が象に狙われてしまったら、象を倒すことではなく、踏み潰されない事が、勝ちということなのかもしれません。

首相の凱旋パレードの時、学生時代の友人森田に釣りに誘われた青柳。パレードが近づいてきた時に爆発が起こり、森田は言う。
「逃げろ、オズワルドにされるぞ!」
近づいてくる警官たちは、いきなり発砲し・・・・

そこから面白さは途切れることもなく、過去と今を交錯し物語りは終結に向かいます。

登場人物はみな個性的で良い感じ。堺雅人が良いのはもちろんですが、出てくる脇がすべて良く感じました。中でも濱田岳・・・

と言うわけで、以下はネタばれしています。

20101302



濱田岳君は本当に芸達者だと思いました。本来なら緊迫感あふれる逃走劇でありながら、ふと息がつける雰囲気が生まれるのです。が、よく考えるとそのキャラはかなり恐ろしく、話を複雑に盛り上げてしまうエッセンスの男でした。彼は彼の思いがけない最後で退場ですが、その物語途中退場が、私には寂しく感じてしまいました。でも、恐ろしい殺人鬼だったわけですから、そんなオチで良かったのですよね。

最後に顔を変えて、「アオヤギサンカラ~♪」なんて歌われてもゾッとしてしまいますね。と言いながら本当はちょっと期待してしまっていたのでした。
彼の死はちょっと悲しくて、でも、最後に自分が吃驚する事が出来て良かったと思いました。

父親のマスコミインタビューシーン。
「チャッチャと逃げろ~!」と言った伊藤四郎演じる父、青柳平一。思わず涙がこぼれました。息子を信じていてもあんな場面でそんな風に言えるものではありませんよね。映画とは言え、感動しました。と思ったら、私の気持ちを代弁するように警察官のでんでんが泣きまくってくれて笑えました。

泣けたと言ったら、最後に無事を伝える手紙。
「痴漢は死ね。」と言うお習字。泣けました。

最初のシーンで、うろちょろしていてうっとおしいお子様ねと思った少女の、親から遅れてきた理由が最後に分かります。よく出来たお話でした。泣きはしませんでしたが、その「よくできました」の判子を乾かそうとして息を吹きかけてた佇む姿に感動しました。

良い人、青柳、味方はたくさんいましたね。でもこれからの彼は戸籍なく、彼をはめた訳の分からない何かもそのまま。ハッピーエンドではないかもしれませんが、そんな中途半端な面白さが秀作の香りをぷんぷんと放っていると言う不思議さがありました。

最後にど派手にあがった花火は良かったです。森田の遺品が彼を助けた事は、ありがちであってもそうでなくちゃね。

監督 中村義洋 原作 伊坂幸太郎
出演 堺雅人 竹内結子 吉岡秀隆 劇団ひとり 貫地谷しほり 香川照之 柄本明 濱田岳
HP→こちら
 
20101303

theme : 邦画
genre : 映画

tag : 香川照之 堺雅人 濱田岳 竹内結子 吉岡秀隆

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よくできました~

kiriyさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m

あの伊東さんのマスコミへのインタビューシーン、
最高に面白かったですね~
最後の差出人不明の手紙の内容も(笑)
僕も良く出来ましたハンコ押して欲しかったです^^

cyaz様

こんにちは☆
この人の映画って伏線の出し方拾い方、本当に上手ですよね。感心してしまいます。
>あの伊東さんのマスコミへのインタビューシーン、
最高に面白かったですね~

本当に!
言えませんよね、なかなか。

手紙のシーンも良かったです。何気なく語っていたセリフがこんな所で生きてきたのかと、ここでも感心しました。
良く出来ましたと、判子を押したくなるような映画でしたね。

えっ、cyazさんも押して欲しいんですか(笑)

まだ暑いですね~

kiriyさん、こんにちは!
ひとり旅を楽しんでこられたようですね(^_^)
いろいろアタフタした場面もあったようで、
それでも旅を満喫できたのが伝わってきました。
いいなあ~羨ましいです。

この映画、濱田岳君のキャラもかなり貢献してたけど、
全体的にマンガチックと言うか、
私には緊迫感のあまりない逃亡劇でした。
みんなが主人公を信じて救ってくれるので、
なんだか安心して観てられましたよ。
温かい気持ちが溢れている作品でしたね。

最後の花火には、ちょっと突っ込み入れたくなりましたが。
あんなに仕掛けられるわけないもん。(≧ε≦)

YAN様

この映画はかなり気に入った映画でした。漫画チックでしたね。でも娯楽作品としてワクワクしてみたような(かすかな)記憶があります。お話も上手く繋がっていましたよね。最初に戻って、「あっ、そうか~!」って最後に思いました。話を無理に終わらせていないところも自然で良かったです。
まぁ、細かいところは突っ込んでは駄目ですよ(笑)

ひとり旅は楽しかったです。くせになりそう。
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