HACHI 約束の犬
HACHI 約束の犬 - goo 映画

8月8日、映画館にて鑑賞。 そうか、ハチ月ハチ日だから、今日公開だったんだ・・・・・
小学生の頃忠犬ハチ公の物語を友達から聞いて、思わず涙した私。絶対にこの物語に涙なしでいられるわけにはいきません。ゆえに日本版の映画「ハチ公物語」は見たことがありません。
今回も映画館の予告で、リチャード・ギアが「ハチ~」と言っただけで、なんだか目がウルッと来てしまう私。本来なら映画館に足を運ぶ事もなければ、テレビで放映してもたぶん見ないかもしれません。
でも最近すっかり映画仲間になってしまった姑に誘われれば、「NO.」なんて言いませんよ~。
と言うわけで、ハンカチ二枚持って出かけてまいりました。
いきなりネタバレですが、
冒頭の子供が自分のヒーローを語るシーンで、
「僕のヒーローはおじいちゃんが飼っていた犬、ハチ公です。」と行った途端、もうウルッときてしまいました。この先の展開を知っているからであって、これはもう条件反射的なものなのかしら。
名前でアウトといったところなんですね。
短い映画なんですよ。1時間40分。
たぶん語られているハチ公物語そのままかもしれません。登場人物に過剰なドラマを付け加えるとか一切なし。
でも私的には、その時間が限界です。泣き虫である事に自覚があります。だけど泣き虫な私のマイルールは、映画館で滂沱の涙を流しても鼻をすすらないこと、ハンカチで涙を拭いても静かに泣く(当たり前ですね)。でもそれをやっていて、あまりに泣きすぎると呼吸困難になるんですよ。(「グーグーだって猫である」もそうだったのです)
だから泣くと分かっている映画は家で見るほうが好きなんです。ティッシュの箱を抱えてウエーンってね。
まあ、私にとってやっぱり「HACHI」はそういう映画でした。
リチャード・ギアは良かったです。良き夫、良き父、そして良き飼い主。とっても素敵でした。そしてワンコの演技も名演技でした。時代によって犬は違うはずなのに、違和感がありませんでした。じっと主人のいる母屋を見つめる直向きなハチの目なども印象的でした。ハチ目線の白黒映像も効果的でした。
登場人物に一人として悪人なし。
優しい映画だったと思います。
と、ここまでもかなりネタバレしていますが、以下は完全にネタバレです。
涙ポイントだったところ。
あなたと同じ所でしたか。

リチャード・ギアが倒れてしまう日、必死になって止めようとするハチ。持って行った事のないボールを加えて追いかけるところは、そういう風に使われるアイテムだと予想はしていたのですが、罠にはまりました。予想が付いてしまったのは、ハチのラストのシーン。でもそれも予想通りであったからこそ良かったのでした。ずっとずっと待ち続けたハチは決して不幸な犬ではなかったと思います。その最後に見た夢は幸せな夢だったと思います。
可愛そうだから泣けるわけではないのですね。裏切らない心、忘れない想いに感動してしまうのです。
だから一番感動したシーンは、妻とハチの再会したシーンでした。すっかり薄汚くなってしまったハチをいとおしそうに抱く妻。
「ずっと待っていてくれたのね。次の電車まで一緒に待たせて。」
大切だった人を同じようにずっと忘れないでいる犬を、抱きしめる妻のシーンは今思い出しても、ジーンときます。
ちょっと、誘われて良かったかもしれないと思いました。


8月8日、映画館にて鑑賞。 そうか、ハチ月ハチ日だから、今日公開だったんだ・・・・・
小学生の頃忠犬ハチ公の物語を友達から聞いて、思わず涙した私。絶対にこの物語に涙なしでいられるわけにはいきません。ゆえに日本版の映画「ハチ公物語」は見たことがありません。
今回も映画館の予告で、リチャード・ギアが「ハチ~」と言っただけで、なんだか目がウルッと来てしまう私。本来なら映画館に足を運ぶ事もなければ、テレビで放映してもたぶん見ないかもしれません。
でも最近すっかり映画仲間になってしまった姑に誘われれば、「NO.」なんて言いませんよ~。
と言うわけで、ハンカチ二枚持って出かけてまいりました。
いきなりネタバレですが、
冒頭の子供が自分のヒーローを語るシーンで、
「僕のヒーローはおじいちゃんが飼っていた犬、ハチ公です。」と行った途端、もうウルッときてしまいました。この先の展開を知っているからであって、これはもう条件反射的なものなのかしら。
名前でアウトといったところなんですね。
短い映画なんですよ。1時間40分。
たぶん語られているハチ公物語そのままかもしれません。登場人物に過剰なドラマを付け加えるとか一切なし。
でも私的には、その時間が限界です。泣き虫である事に自覚があります。だけど泣き虫な私のマイルールは、映画館で滂沱の涙を流しても鼻をすすらないこと、ハンカチで涙を拭いても静かに泣く(当たり前ですね)。でもそれをやっていて、あまりに泣きすぎると呼吸困難になるんですよ。(「グーグーだって猫である」もそうだったのです)
だから泣くと分かっている映画は家で見るほうが好きなんです。ティッシュの箱を抱えてウエーンってね。
まあ、私にとってやっぱり「HACHI」はそういう映画でした。
リチャード・ギアは良かったです。良き夫、良き父、そして良き飼い主。とっても素敵でした。そしてワンコの演技も名演技でした。時代によって犬は違うはずなのに、違和感がありませんでした。じっと主人のいる母屋を見つめる直向きなハチの目なども印象的でした。ハチ目線の白黒映像も効果的でした。
登場人物に一人として悪人なし。
優しい映画だったと思います。
と、ここまでもかなりネタバレしていますが、以下は完全にネタバレです。
涙ポイントだったところ。
あなたと同じ所でしたか。

リチャード・ギアが倒れてしまう日、必死になって止めようとするハチ。持って行った事のないボールを加えて追いかけるところは、そういう風に使われるアイテムだと予想はしていたのですが、罠にはまりました。予想が付いてしまったのは、ハチのラストのシーン。でもそれも予想通りであったからこそ良かったのでした。ずっとずっと待ち続けたハチは決して不幸な犬ではなかったと思います。その最後に見た夢は幸せな夢だったと思います。
可愛そうだから泣けるわけではないのですね。裏切らない心、忘れない想いに感動してしまうのです。
だから一番感動したシーンは、妻とハチの再会したシーンでした。すっかり薄汚くなってしまったハチをいとおしそうに抱く妻。
「ずっと待っていてくれたのね。次の電車まで一緒に待たせて。」
大切だった人を同じようにずっと忘れないでいる犬を、抱きしめる妻のシーンは今思い出しても、ジーンときます。
ちょっと、誘われて良かったかもしれないと思いました。

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