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ディア・ドクター

ディア・ドクター - goo 映画

あらすじなどは↑こちらでチェックしてください。

ディア・ドクター
7月15日、映画館にて鑑賞。


goo映画で軽くあらすじはチェックしましたが、またもたいした予備知識もなく、観に行ってしまいました。

私は笑福亭鶴瓶 が演じる伊野という男は神様みたいな、または天使みたいな男だなと思ってしまいました。これは村人にとってと言うわけではなくて、彼自身を見てそう感じてしまったのです。

今朝、この映画の原案本である監督でもある西川美和の「きのうの神様」が直木賞を逃したとテレビで言っていました。直木賞候補になっていたのですね。そして、タイトルにも「神様」の文字が。でも「きのうの」。タイトルにこの物語のあらすじが現れているかとも思いますが、余韻が波のように後からゆっくりと繰り返し訪れる、そんな映画だったと思います。


鶴瓶の好演が光ります。
瑛太瑛太。こういう映画に良く似合います。
八千草薫 は農家のおばあちゃん役なのに、なぜか可愛くて妙な所で感心してみていました。
余貴美子 、井川遥、 香川照之 の脇も硬かったです。しかし・・・、香川照之。この人どれだけ売れているの!!


という訳で、以下ネタバレ感想です。

 ディア・ドクター2

人工1500人の村で半分が年寄り。4年間も無医村だった村で伊野は、老人の話をよく聞き、丁寧に診察し、来る事のない人にはこちらから出向き、ある時は犬の診察もし、ある時は偶然ながら死者を蘇らせ、ある時は密かな手助けと後押しがあったとしても、かなりの知識のなければ出来ない治療をしてしまう・・・・
そんな彼の元にいやいや研修医でやって来た相馬(瑛太)はすっかりのめり込み、翌春からもここに置いてくれと言うほどでした。

彼は本物。

映画を見ていると、心の中の自分が呟きます。

だから伊野が、相馬の熱い言葉に耐えられなくなって、
「俺は偽物。俺には資格がない。」と暴露した時、それを笑って交わしてしまう相馬の言葉と気持ちが良く分かりました。

本物or偽物。資格があるor資格がない。

いったいそれはなんなのだと感じてしまう、大切なシーンだったと思います。

伊野の心情はかなりこの時に正直に語られていたかと思います。時には逃げ出したかったと思います。「時には」ではなく「いつも」だったかもしれません。でもそういう気持ちを持っていても、彼はそうはしなかった。それなのに、かづ子の為に一瞬にして、すべてを棄ててしまうのでした。逃げ出す事によって、すべてを露呈させ約束を破らずに真実を告げる・・・・

彼が偽医者だったと知った村人達の反応が、現実っぽいと思いました。

なんだか嫌な感じ。でもきっとそれが本当の様な気がするのです。

「偽医者でも良い。先生は俺らにとっては本物の先生だった。」と、誰も言ってもらいたいような事を言ってくれません。時に人は嘘っぽい優しさが欲しいものなのですね。

相馬の怪しいと思っていたとか、僕が目を光らせていたとかの発言の裏には何があるのだろうかと、また考えてしまいます。
彼らは真実を語っていないように思います。無資格医師を認めることは出来ないが故にです。それを刑事の方が、本当は正しく解釈していたように思います。
―伊野が見つかっても、袋叩きになるのは俺たちの方かも知れない。

かくして村は医師を再び失ってしまいました。伊野のいない村には相馬の姿ももちろんありません。でも、違う場所で老人の話をよく聞いている相馬の姿がありました。

それぞれ生きていく看護婦(余)や薬屋(香川)の姿がありました。

もし彼がそのままいたら、彼は私の母をどうやって死なさせたのだろうと医師の娘は思います。
かづ子の元に看護助士がお茶を運んできます。

その男を見てかづ子は・・・
泣き虫kiriy,でも涙は無用の映画でした。が、感動しました。後からゆっくりとそれは来ました。

原作シナリオ、監督、みんな西川美和。ブレなどあるわけはありません。それでももっと深くこの物語を知りたくなってしまったのでした。

伊野の心にあるそれは一体なんだろう・・・・。

この映画は誰かと見たほうがいいかもしれません。姑とだって話が弾みました。


笑福亭鶴瓶
瑛太
余貴美子
井川遥
香川照之
八千草薫


1506・74

theme : 邦画
genre : 映画

tag : 香川照之 瑛太 八千草薫 余貴美子 笑福亭鶴瓶 西川美和

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ディア・ドクター

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