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ペット・セメタリ―(2019)

ペットセメタリ―

1989年のリメイク版。
私は、この1989年版の「ペット・セメタリ―」が大好きで、ホラー映画なのに、号泣したと言う思い出があります。
ちょっと先に、そちらの作品の記憶で感想を書かせてください。
≪あらすじは書いていませんが、ネタバレしています。≫

原作は、スティーヴン・キング。

確かにグロイ姿の幽霊も出てきますが彼は味方だし、ホラー映画特有の怖い映像が記憶にあまり残らないくらいに、もっと違う物語的な怖さが、そこにあったと思います。
それは愛するものの死を受け入られずに、禁を犯してしまう人間の愚かさです。

この映画はテレビで実家に帰った時に見ました。テレビでやっていたそれを見ようとすると、妹夫婦が、「これ面白かったよね。子供がメチャクチャ可愛いんだよね。」と言いました。
テレビの初放送が1992年8月8日の「ゴールデン洋画劇場」らしいです。と言う事は「2」の宣伝のためにやったのでしょうか。

その頃の私の二人の子供は、まだ小学生と幼児。
ゲージと言う2歳ぐらいのヨチヨチ歩きの赤ちゃんに、感情移入大でした。

本当にこの赤ちゃんが可愛いのです。
だから馬鹿だなと思っても、父親のクリスの気持ちが凄く分かってしまったのですよね。

だけど、死んだ猫が帰って来た時から、それは元の魂ではないと気が付いて欲しかったです。
と、言っても気が付いてしまっては、この映画は誕生しないわけですからね (^_^;)

あれは姿はそのままでも、悪霊を体内に導いてしまった者なのかと思ってしまいました。
結局は、その猫が事故の誘因になってゲージも事故に遭ってしまったと思うのです。

ゲージの葬式を終えて、実家に心を休めるために帰った妻のレイチェルでしたが、その彼女が娘のケリーの夢などから、夫の元に帰らなくてはと、苦労して帰る様など、ちょっと明るい感じがして、救いなどもあるのかと期待してしまったのですが、・・・・・・


でも彼女が、部屋に入って来たゲージを見た時に、凄く愛おしい者を見るように幸せそうな顔をした事は忘れられません。
私は赤ちゃんのゲージが事故にあった所から泣きっぱなし。

見終わって、「ホラーなのに、泣いちゃった。」と言ったら、
「うん、泣くよね、これ。」と(私も若かったけれど)、更に若い妹夫婦に言われたのも、ちょっとした想い出です。

それに、このペットのお墓の奥にある、穢れた土地と言うのは、私的にはかなり心に残るものでした。なぜならその後私が引っ越して移り住んだ家の裏手は、まさに、ちょっとそんな感じの所で、ホラーとは言えるレベルではありませんが、少々怖い思いをして、「穢れた土地」と言うものは、本当にあるのかも知れないと、思ったりもしたのでした。

ペットセメタリ―1989

そしてこの映画が、本当に好きだったものですから、その後1992年の「ペット・セメタリ―2」もレンタルビデオで見ました。「ターミネーター2」で人気を博したエドワード・ファーリング主演だったので、期待してみました。
ペットのお墓は、ゾンビを収穫するかのような畑になっていました。
死んだら埋めて死んだら埋めて・・・・・。
元々乱暴だったり、まともではなかったものがモンスターになったりすると手に負えないと言うか・・・。
それでも愛するものとの別れがあったりで、私的には、主人公は可愛い少年だし、別物と思えば、それなりに楽しいゾンビ映画でしたが、世間の評価は低かったらしいです。

傑作と言われたものの「2」と言うのは、厳しいものがあるかと思います。

ペットセメタリ―2


そして2019年版の感想ですが、映像的な怖さが増していたように思います。
特に、記憶の中ではまるっきり残っていなかった、レイチェルと姉のゼルダとの確執は、かなり怖かったです。その恐怖がかなり前面に押し出されていました。
また2歳の幼児が、手術用のメスを振り回すのも、今の時代にはあわないと思われたのか、事故に遭ってしまう子供がお姉ちゃんのエリーに変わっていました。
エリーも10歳くらいの設定だと思うのですが、殺した母親をずるずると穢れた土地に連れて行き,埋めると言う事を普通にやります。もう可愛らしくもありません。
だからなのか、いや、もう私の子供が育ちすぎているからなのか、ものすごくフツーのホラーにしか感じませんでした。
お話しを知っているから ?

そのところの真実は分かりませんが、今見たら、1989年のものの映像は古く感じたりするのかも知れません。それでもその時感じた斬新さや驚きなどと、やはり比較をしてしまい、リメイクと言うものは難しい所があるなと思いました。

森の奥から家族三人と猫で、車の中で待っていたゲージの所に仲良く帰ってきた姿を見た時、怖いけれど、もうそれならそれでいいやみたいな気持ちになってしまったと言うのは、別の意味で怖いかも。

1月12日、WOWOWで。






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仮面病棟

仮面病棟2

一番の印象。
永野芽郁はやっぱ、可愛いな。
って、それかな。

映画館で予告編を見た時、なんかつまらなそうだな、私には合わないなと思いました。だけどWOWOWでやるなと分かった時、食わず嫌いもいけないなと見てみたのです。

普通に面白かったです。
確かに、なにげにミステリーをけっこう読んでいたり、映画やドラマをかなりの量を見ていたりすると、最初の段階でだいたいいろいろと予想がついてしまう方は多いと思います。でもこれはかなりの作品がそうだと思うのです。

最初の段階で、自分でおおよその予想を立てる・・・・。それを物語が進むうちに、その予想との距離を測って見ているのです。
その距離が自分の予想と重なってしまっては、実はがっかりな作品になってしまい、それが離れているほど傑作に感じたりもするような気がします。だけど予想と物語の線が重なっても、がっかりな気持ちにさせない心情的に訴えるストーリーや、目を見張るようなトリックがあったりすると、やはり評価が上がったりするのですね。

この作品はどうかと言えば、最初に思った予想通りに進んでいくので、ちょっとながら見をしていました。だけど細かいトリックで、「そういう事だったのか。」と思う事があって、ただそれだけで、私の中では面白く感じる気持ちが上がるのです。
(単純なんですね (笑))

ただ、ちょっとなと思う事が・・・・!



《以下はネタバレしています。》

ヒロイン瞳の気持ちは分からないわけではないのです。
その怒りは、自分に当てはめて考えると、本当に「復讐したれ!!」と言う気持ちになります。もちろん小説や映像の中に限っての事だから言っているのです。

ただ彼女、どさくさに紛れて、一人、自分の都合で仲間になってくれた人を殺していませんか ?
あれは、描かれていなかったのですが、昏睡状態だった時とかに、性的虐待なんかを受けていたとかあったのでしょうか。
そんなシーンか何かを「ながら見」だったので見落としてしまったのでしょうか。

ラストに近いあのシーン、単にイケメンの速水を助けるために、仲間を切ったように感じ、それだけでこのヒロインは地に落ちなと思いました。

どんなに惨い理由があったとしても、多くの人を殺害したら殺人犯です。そしてラストはこの殺人鬼は世に放たれてしまうのです。

確かに余韻は残り、単純な私などは「捕まらなくて良かったな。」などと、ちょっとだけ思ってしまったように思います。

でもやっぱり・・・・・
と思ってしまう所ありです。

仮面病棟




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「マザーレス・ブルックリン」

                           マザーレスブルックリン

大好きなエドワード・ノートンの監督・主演作品。
主人公がトゥレット症(チック症に似ている)の探偵で、最初はちょっと感情移入しづらいような気がしてしまいました。でもそれは、すぐに慣れて、慣れてしまうと、このライオネル・エスログが凄く頭が良くて魅力的な人物であることが分かります。

作中にも「あんたを誤解していた。」と言うセリフもあって、、知的障害を伴っているかのように思われてしまう、かなり重症なチックなのですね。

孤児院出身のライオネル。父親代わりだったボスのミナが殺されて、少ない情報から真実にたどり着くまで、ジャズをバックに彩られた世界観は、まさしくハードボイルドの世界でカッコいいです。
しかし、言語も伴うチック症なので、彼が「IF IF IF」と繰り返したり、意味のないような言葉を連想ゲームのように発したりするとき、これは日本語振替え版だとどんなふうに訳していて、声優さんはどんな演技をするのだろうかと、違う角度で興味を持ってしまいました。いつか機会があったら、日本語版も見てみたいです。

ひとつの聞き込みをするのに、常に自分を制御したり誤解を解きながらとか、クタクタに疲れてしまいそうです。生き辛い毎日を彼なりに生きて、だからこそかっこよく見えたのでしょうか。

筋を追わずに、ネタバレなしで書くとこんな感じでしょうか。
とりあえず、辿り着いた黒幕は、どうしようもない差別野郎ですよ。


あっ、そうそう。ミナは重要な役ですが、最初に退場してしまうので、その役のブルース・ウィリスは少々勿体ないような気がしてしまいました。
またウィレム・デフォーが出てくると、以前は「あっ、『スパイダーマン』の悪役の人だ。」となったのに、最近は「あっ、ゴッホだ。」となります。

と言うわけで、ライオネスがクタクタになりながら、カッコいいので原作を読んでいます。

マザーレスブルックリン2

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「タクシー運転手~約束は海を越えて」

                            タクシー運転手2

最初にこの映画のタイトルを見た時に、勘違いをしてしまいました。


「タクシー」と言う文字が入ると、ロバート・デ・ニーロの「タクシー・ドライバー」とかを思い出す人も多いかと思うのですがが、私はこれは未見なんです。私はどちらかと言うとフランス映画の「TAXi」なんかを連想してしまい、それゆえにこれはコメディか韓国版のお気楽カーアクションものなのかと思ってしまいました。

それになんたって

タクシー運転手3

こんな笑顔なんですよ。勘違いしても仕方がないってものでしょう。


だけど、何処かで見たのです。どこか・・・・・。
ブログ周りをしていた時か、ツイッターか・・・?

「凄く良い」と。

えっ、じゃあ、見なくちゃと思って、Amazonprimeで1月29日に見ました。

そして私も思いました。

「凄く良かったナぁ。」と。

韓国に起きた「光州事件」と言うものを私はまったく知りませんでした。

隣の国だと言うのに、こんな154人もの死者を出し、3028人もの負傷者を出した虐殺事件を。

1980年はどんな年だったかなと思わず調べてしまいました。

覚えていることもたくさんありました。


大麻保持で成田で逮捕されたポール・マッカートニー
日本が参加しなかったモスクワオリンピック。
山口百恵が引退して、ジョン・レノンが銃弾に倒れました。
静岡では地下街で爆発事故が起き、世界保健機構が天然痘が撲滅したと宣言しました。

みんな覚えています。だけどやっぱり光州事件は知りません。
きっとほとんど報道されなかったのではないかしら。

怖いなと思いました。映画の感想から、遠く離れているようですが、私も含めてほとんどの人は知らされたことしか分からない事が多くあると思うのです。この映画はそれをも、私に伝えてくれたように思ったのです。

だから光州の人々は、ドイツ人ジャーナリストのピーターを歓迎し守ろうとしたのだと思います。
世界に、今、光州で何が起きているのか、また何が起きていたのかを発信してもらいたいと願って。

またこの登場人物たち、失礼ながら、イケメン・・・・ではないと思うのですよ。
だけどみんな本当にかっこ良かったです。

下に「光州事件」と「タクシー運転手」のWikipediaをリンクさせておきますね。詳しい解説はそちらで。
画像の下に、ほんの少しのネタバレの感想を書きました。

「光州事件」→ここ
「タクシー運転手」→こちら



タクシー運転手


ピーターとキムがその後再会できなかったのは、映画の中では、キムが最後に偽名を伝えて探し出す事が出来なかったからという理由になっています。また、キムも彼が韓国にやって来ていることを知っていても、名乗り出ません。
これはモデルだったユルゲン・ヒンツペーターさんが、実際にキム・サボクさんと再会しなかったから、それに準じて物語を作ったのだと思います。
その物語の中で、なぜ、キム・マンソクは偽名を使ったのでしょうか。
彼を送りだしたことで、自分の中で終息させたかったのか。また光州で知り合った多くの人と同じく、名もなき人で居たかったのか。または万が一、何かあったら、家族を守るために、彼との繋がりを切っておきたかったのか。
いずれにしても、「私はこうして会えただけで幸せですよ。」のような事を言いながら、ひとり新聞の中のピーターと再会をし、静かに夜の街に車を走りだしていく終わり方には余韻が残りました。

ソン・ガンホはやっぱり名優ですね。

因みに、キム・サボクさんは1984年にがんで亡くなっていた事が分かりました。それと言うのも、この映画が公開されて、それで息子さんが、それを教えるために名乗り出てくれたのですね。
なんだかしみじみとしますね。





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二つの「宇宙戦争」

12月にWOWOWで、英国ドラマ「宇宙戦争」をやったので、その時1953年のと2005年との「宇宙戦争」も放送されました。
録画して1月になってから見ました。
一応、ドラマの感想は→英国ドラマ「宇宙戦争」です。

宇宙戦争1953
1953年度版の映画は、子供の頃家で家族と一緒に見ました。
姉や母と、キャーキャー言いながら見たので、メチャクチャ楽しかった思い出しか残っていなくて、それで私はSF好きになったようなものかも知れません。
楽しいと言っても、子供だった私には、かなり怖く感じたのです。
火星人が壊された家の中に入ってくるシーンなどは、本当にドキドキしました。
バリアと言う言葉を知ったのは、その頃のアニメでだったか、この映画でが最初だったのかは今となっては分からなくなりましたが、どんなに攻撃する武器が立派でも、シールドが最強だと歯が立たないと言う事も新鮮だったし、最後のもうだめだと言う時に、勝手に地球の自浄作用によって自滅していくと言うのも、ものすごいどんでん返しに思えたのですよね。
もう最後だと思った時、人々が教会に集まると言うシーンも印象深かったです。

だけど子供心に驚き心に残ったのは、ヒロインの叔父さんである牧師さんが、対話を求めてひとり宇宙船の方に歩いていくシーンです。無茶苦茶な行動なのに、立派な人に思えたんですよね。
終戦後に作られたので、人類最強の武器は原爆だったわけですが、それさえも全く歯が立たず、私はやっぱり怖い、どうなるのだろうとドキドキしたのです。だけどこの時母だけが、「ふん」と言っていました。

映画の素敵な所は、こんな風に誰かと見た記憶が残る所にもあるのかと思います。
今見直しても、この映画は、その時代の最高傑作だと思います。
ただ、原爆での攻撃シーンで、風に吹かれた人々を見て、
「ああ、この人たち、後からみんな死んだな。」と、私は苦笑。そしてあの時の母の苦々しい顔を思い出したのでした。


宇宙戦争2005

私はこのトム・クルーズの「宇宙戦争」も大好きなんです。
恐ろしいほどの地獄絵図を描いたなと思えました。音などもけっこう怖かったです。
その時、普通の人々にできる事は逃げ惑う事だけ。
そして愛する家族を守る事だけ。

だけど守るとは戦う事だと、息子は思い、止めるのも聞かずに飛び出して行ってしまいます。情緒不安に陥っている娘をよく守り、父親は頑張ったと思います。

ただこの作品、かなり評価が低いです。
私などはどこが悪いのかまったく分かりません。

だけど皆さんの低評価のレビューなどを読むと、「なるほど」と思える事も書いてありました。
原作や過去の映画を知らずに見た人の中には、あのラストには納得がいかない人もいて、またタイトルが合わないと言う人もいました。
映画を見るのに、過去作や原作を知っていなければと言う縛りは、基本ないわけで、、映画のみを見て感じたことには一理あると思いました。
あれほどの科学力を持っているのに、リサーチ不足過ぎると言われれば、それは確かにそう思います。
だからこの作品は、むしろ、原作や過去作が好きな人のための作品と思えば、少々の細かい事には片目瞑って見る事が出来、結構楽しめる良作だと、私は思いました。
まあ、ただ、少女は叫び過ぎかも知れませんね。

ちょっとうるさい・・・・かも。

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kiriyです。
映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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