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20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

20世紀少年第3章2
20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 - goo 映画
8月30日 家族の都合に合わせて、公開日翌日に観に行きました。

いったい誰が「ともだち」なのか。
なぜ「ともだち」は生まれたのか。

第三章はそんなところが見所ポイントなのかも知れません。

でも第一章、二章の後に原作本もバカ売れで、果たして「誰が」と言うところが見どころかどうかは怪しくなってきたと思います。もちろん第三章をより楽しむ為に、じっと我慢の子であった人には、
「ええっ~!」とか「おお」とか「やっぱりね」とか「そうだったのか~」と、楽しめる「ともだち」の正体だと思います。

だけど、もともと人気漫画であったから映画化されたわけなので、「ともだち」の正体を知っている人は多数いるわけです。だからこの第三章は「原作とは違うラスト」を用意しなければならなかったわけですね。

その「原作とは違うラスト」を、原作者の浦沢氏が非常に褒めていました。
「その手もあったのか」なんて言わせてしまうなんて、結構、私、期待してしまいました。
そして、その期待は裏切られませんでした。

一、ニ、三章を通じて、私は同じ事を言っているのですが、本当に良くまとめたなと感心してしまいます。特に最終章は原作ではかなり複雑です。それを映画では、ある部分をざっくりと切り、とってもすっきりと、「ともだち」の正体とその誕生が分かりやすくなっていました。

そしてラストの10分・・・
その優しさに、ちょっと目頭が熱くなりました。


ところでこの公開に先駆けてテレビで「もうひとつの第二章」を遣りました。ちょっと転寝していたら、サダキヨのシーンを見逃してしてしまったと思っていました。
後で、そのシーンがカットされていたことを知りました。違うエピソードを入れて、第三章をさらに味わい深くしたという点を評価したいと思います。

オッチョの回想シーンばかりではなく、机に置く眼鏡とか細かい所を細工をして、誰が「ともだち」なのか混乱するようにしていたと思います。打ち合わせもしてあったのか、公開日前日の出演者のインタビューの答えは、同じように混乱を招くような発言がありました。
もしかしたらトンでもない展開がと、期待させるものがそこにもありました。

でもこの映画の良さは、「誰が」の部分ではなく、「なぜ」の部分だったと思います。


誤解を受ける言いかたかもしれませんが、この映画を見ていて、「荒唐無稽な話やなぁ」とワタクシ思いました。荒唐無稽な物語に、みんな大真面目。見ている私達も大真面目。わけの分からない三歳児を連れて子守しながらも大真面目に見ている若いお母さんもいました。年齢層が小学生から大人までと幅広く、なんとも言えないSFを共通に楽しんでいました。
その荒唐無稽の意味もなくただの遊びのような世界征服の物語は、すなわち私達が遠い昔に見た、荒唐無稽な夢そのものだったように思います。

夢、見ませんでしたか?
友達になった転校生は宇宙人だったとか、自分は少年スパイで学校のけんすいの所に秘密基地のスイッチがあるとか・・・
まあ、そんな下らないことはどうでもいいのですが。
この物語の面白さは、その世界征服の「悪」が、自分の同級生の××君で「正義の味方」が普通の子供達が大きくなった人たちだったというところ。(オッチョ以外・・)

「悪」になるよりは「正義の味方」になる方が楽なんだ。わかっていても「悪」である事を選んだ「ともだち」の屈折した気持ちがポイントでしたね。

 そうだった。エキストラ体験のお話を書くのを忘れてしまいました。ネタバレ感想は漫画の感想でと思いましたが、ホンのちょっとだけネタバレ感想です。

 20世紀少年第3章3

エキストラ体験の記事は→こちらです。
コンサートでケンヂが入ってきた通路の所にちょうどいました。だから唐沢さんを凄く身近で見ることが出来ました。ラッキーです。一緒に行った子供は、自分がスクリーン上で分かったと言っていました。もちろん私はただの「点」です。でもなかなか感慨深いものがありましたよ。
あのケンヂが歌う歌。最初はダサい歌だなぁちょっと思ってしまいました。でも単純で覚えやすい良い歌なんですよね。物語の中では、暗い時代をラジオから流れるその歌で慰められてきた人が集いあっているわけなんです。ケンヂ登場に盛り上がらないわけはありません。感情移入度が高い私なので「ケンヂ~!!」と手を振っていた私は、結構物語の中の人でした。良い思い出です。

何も変わらないと思っていたあの日・・・
実は世界の運命を変えてしまっていた・・・


浦沢氏はモンスターを本当に上手く描く人ですね。
でも堤幸彦監督は「優しさ」を描く名手です。
たとえバーチャルの仮想空間であっても、その世界の未来だけは変わっていくのですね。
その安らぎが、現実の「ともだち」の魂にも届けばいいなと、私は思わずにはいられませんでした。

でも何にビックリしたのかと言うと、その少年期の「ともだち」のキャストだったかも知れません。

 20世紀少年第3章1
監督 堤幸彦 原作 浦沢直樹
出演 唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之
石塚英彦 宮迫博之 藤木直人 古田新太 森山未來 小池栄子 黒木瞳



2010年8月27日<追記>
テレビで鑑賞。テレビ用に、たぶんカットされていた部分も再編集されたスペシャル版でした。エンディング後が多少しつこくなってしまった感もありましたが、バーチャル世界に入った後が丁寧に描かれて更に分かりやすくなっていました。
ヒロインの少女はイメージはO.kなのですが、どうも演技がちょっとで、ヒロインが泣いて。見ていて涙が乾くと言う事を初めて経験しました。

放送室をジャックしてロックをかけた日、ケンヂは何も変わらないと思っていた。
だけどともだちは自殺するのを止めて、ケンヂに友達になってと言うと、ケンヂはたやすく「いいよ。」と言う。映画にはなかったセリフだけど「一緒に遊んでいれば、友達さ。」とケンヂの言葉が続くはず。

そしてこの荒唐無稽な物語が始まったのだ。

だけど映画では更に、バーチャルの世界でともだちに仮面をはずさせ、もう一度ケンヂに会いに行かせる。

そして、映画の中では、世界は滅亡に向けて動き出さず、ともだちの世界だけが変わり、そして、
「学校に始めてロックが流れた日、ぼくに初めての友達ができた。」と、ともだち、勝俣君のセリフで終わっている事に、この映画の優しさがあると思う。

だけどやっぱり、それはバーチャルの世界の事なのかと思うと悲しい。が、映画自体が本当はすべてバーチャルの世界。そのラストが本当であり、また願いなのだと思っても、ある意味間違いはないのかもしれない。
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theme : 邦画
genre : 映画

tag : 唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 堤幸彦

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映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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