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ダークナイト

da-kunaito
ダークナイト - goo 映画
8月20日 映画館にて


光と闇は表裏一体、
「所詮、お前は俺を殺せないんだな。俺もお前を殺さない。」と、ジョーカーは言う。
「だから、俺達はずっと戦い続けていくしかないんだ。」


「ずっと」と言う言葉に胸が痛い。

怪演、ヒース・レジャーはもういない・・・・。


日にちが経ってしまったのでセリフは正確ではない(経っていなくても正確ではないか・・)。「ずっと」だったか「永遠」だったかは、そんな感じだったと思う。


光の騎士はハービー・デントのことを指し、ダークナイト、つまり闇の騎士はバットマンを指している。だけど、この「光と闇」は砕かれたガラスが飛び散ったように物語の中にばら撒かれ、何かを映し出し時には煌いている。

砕いて物語にばら撒いたのは、ジョーカーだ。
彼の高笑いが聞こえてくる。


ニューヨークのようなゴッサム・シティに架空の未来都市が感じさせる滑稽さはない。バットマンはハイテクに身を包んだコスチュームに凝った人。ジョーカーのメイクも能面のように白くなく、その雑さが恐怖を増幅させる。ツゥー・フェイスさえ、心を病んだ故に治療を拒むゆえの必然として登場する。

荒唐無稽なアメコミヒーローの世界を、現実社会の物語に転換し大真面目に奥深いテーマを追求しているが、ヒース・レジャーの史上最悪なは犯罪者ジョーカーを得て、印象深い濃厚な作品に仕上がっている。


ダークマン


アメコミヒーローの物語は、なんだかんだと言っても結構みてはいるが、よく考えてみると、映画館に足を運んだ経験がない。

 だから私は悩んでいた。この作品に限って映画館に行ったら、それはヒースの遺作だからだになってしまうのではと。(正確にはもう一本)

遺作だから行く―それはまるで墓石に花を供えるような感覚がして耐えられるか否か、私には自信がなかった。
が、あるとき映画館で、いやそれともテレビでだったか、「ダークナイト」の予告編が流れたがそこに一瞬浮かんで消えた
「ありがとう、ヒース・レジャー」と言う言葉。

その時、私の心は動いた。

「ありがとう。」と、もういない彼に言いたくなってしまう作品なんだな。作った人も観た人も、それを薦める人たちにとっても、とそう思うと居ても経ってもいられなくなってしまった。

そして、映画館で私はこのジョーカーでなければ、この映画はありえなかったのだとしみじみ感じたのだった。


だけど、優しい眼差しのヒース・レジャーはそこには居ない。時々私は彼のメイクの下にある素顔が見たくて目を凝らす。だけれど、そこに居るのは邪悪な心をメイクで増幅させている悪の化身が居るばかりだった。あるシーンで一瞬だけメイクなしの顔が映るけれども、もちろんジョーカーはジョーカー以外の何者でもなかったのだった。


バットマン

<以下ネタバレ感想>
なんと言っても、ストーリーが面白い。欲にも左右されないジョーカーは、人々が闇に生きることに無常の喜びを感じる狂人だ。

仕掛けられた罠は警察内部にも存在するし、ジョーカーの罠はトリックのように入り組んでいる。
自らの危険も顧みずに、自分がバットマンだと名乗るハービー・デントはまさに光の騎士に相応しい。その彼の護送車救出のアクションシーンは見応えがある。腹に響く音、カーチェイス。本当に面白い。

だけど、その前日テレビで「スパイダーマン3」を見た後だと、内容は比べることなど出来ないが、あまりにもバットマンは人間そのもので、強さを感じるこが出来ずにもどかしい。

この時ジョーカーを検挙してバットマンに一勝のようだが、それこそがジョーカーの仕掛けた罠だったとは・・・・

迷わずにレイチェル救出に向かったはずなのに、たどり着いた先はハービー。だけどバットマンは表情一つ変えない。彼がハービーにたどり着いてしまったのはジョーカーの罠ではなかったのか。私の勘違いだったのだろうか。

レイチェルの最後は本当にショックだった。

ここからの物語の加速振りには唸るものがある。


光の騎士だったハービー・デントは、復讐鬼ツゥー・フェイスになってしまう。
街を占拠し、恐怖に陥れたジョーカーは脱出を図る護送船と客船に爆弾を仕掛け、そのスイッチをお互いに押させそうとする。

この時私達は、観ている観客を巻き込んでの光と陰の激しい点滅を見ることに成るのだ。

なぜなら、ハービーが裏切り者の制裁をする時、レイチェルの最後を思って容認している自分は居ないだろうか。

客船の中で投票で決めることになった時、迷う自分は居なかっただろうか。
イエスが多かった結果。だけど押せない船長。イエスと書いてしまったけれど悩む人々。スイッチを渡せと言う男。渡してしまう船長。

護送船の中でも、
「あなたには人は殺せない。」と手を差し出す囚人。スイッチを渡してしまう船長。投げ捨てる男。

光と闇の葛藤が素晴らしく、感動する。

「爆発は起きない。」とバットマンだけは人々の揺ぎ無い光の心を信じきっていた。



だけれど、光の騎士は闇に落ち死んでいく。
「ジョーカーの勝ちだ。」と言うゴードンのセリフが印象的で物悲しい。


人々を恐怖から守るためにバットマンがした決断も寂しいが、次回はどうなっていくのかと言う期待に繋がるのかも知れない。



クリスチャン・ベイル / マイケル・ケイン / ヒース・レジャー ジョーカー /ゲイリー・オールドマン
アーロン・エッカート /マギー・ギレンホール /モーガン・フリーマン
監督 クリストファー・ノーラン



※ヒーローものだからと言って、子供と行くような映画ではないですよ。

















theme : ダークナイト(The Dark Knight)
genre : 映画

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20世紀少年

20世紀少年 - goo 映画


二十世紀少年
8月30日映画館にて。

浦沢直樹の人気漫画の実写映画化。
ひたすら感心した。
よくぞあの長い長い、そして長い話をあそこまでまとめたなと思う。

だから、例えばデパートの屋上階ににたどり着くのに、エスカレーターを使って、各階のデスプレイを楽しむのではなく、エレベーターを使って一気に上ってしまったと言う感じは否めない。

でもそれはひたすら原作を愛して読み続けた者の、長い物語の細かい話に魅せられてきた感想なのだと思う。

細かいエピソードはなくても要の物語はしっかり繋いである。


 元の漫画をまったく知らない連れ合い、子供などは充分楽しめたようだ。


子供時代に戯れに書いた「よげんの書」が、なぜ今現実の恐怖に変わろうとしているのか。あの懐かしい子供の時代に作った自分達の旗のマークが、教団のシンボルマークになってしまっているのか。訳のわからない恐怖がそこにはある。
・・・・・・、はず。

これは物語がオリジナル完全再現ゆえに、面白さの感じ方や場所などが原作を知っているもの知らない者で分かれるのかもしれない。

良くこういう原作ものは、
「原作を知らなくても充分に楽しめます。」とか言う言葉を書いたりするけれども、もしかしたらこれは
「原作を知らない方が、楽しめます。」と言う言葉もアリかも・・・

だけれど、この映画の中には、想像の世界の実現化の恐怖と、二次元の漫画の世界―やはり想像の世界が映像となって具象化する嬉しさが、同時に存在している。


ラストの巨大ロボット出現のシーンは第一章の山場で、その存在の訳の分からなさから造形の幼稚さまで、本当に見事だと思う。不恰好な得体の知れないものが生み出していく、居心地の悪い恐怖が350с㎡の平面から巨大スクリーンに飛び出した醍醐味は、原作ファンだから感じる楽しさといえるかもしれない。


二十世紀少年2


またこの映画の見所の一つは、キャスティングだと思う。イメージぴったりなキャスティングばかりで、その子供時代も、面影があり見事としか言えない。



また同窓会などのシーンをはじめ、あらゆる所で役者の人たちが贅沢に使われている。その贅沢振りを楽しむのも面白い。




実は私、二章以降は映画館は無しかなと、ふと思ってしまった。だけどエンディングの後の予告編見て考えが変わってしまった。やっぱり映画館で観よう。(オッチョはカッコイイし。)

それに浦沢漫画は、もの凄く面白いけれど最大の弱点は長すぎることだ。長すぎて前の方を忘れてしまう。伏線を張りすぎて、やっぱり復習をしたくなる。だけど長いので読み直したり、伏線につながる場所を探すのが大変だ。

映画はまた何か新しいものを、私に見せてくれるかもしれない・・・。


20seikisyounenn



未来の9人の戦士。
挫折したロッカーからコピー機のセールスマン、ファンシーショップのおやじ・・・・
世界征服を企む悪と戦うはめに。  ホント、未来は見えないわ。


theme : 20世紀少年
genre : 映画

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映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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