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のぼうの城

久しぶりの更新です。更新停止中でもいらして下さった皆さま、どうもありがとうございます。

のぼうの城
のぼうの城 - goo 映画

11月3日映画館で家族4人で鑑賞。

原作を読んで、映画公開を楽しみに待っていました。



原作がある本は、それと映像化されたもののギャップが気になるところですが、本作にはそれが殆どありません。なぜなら、この小説は元々シナリオ「忍ぶの城」を、映画を念頭に置いて作者自らノベライズしたものだったからですね。読書感想文も書きました「森の中の1本の木」


最初に映画の最後の話ですが、この映画も本編が終っても席を立たないほうが良いですよ。現在の忍城周辺とゆかりの地が映されるのですが、映画を見た後だと、なんだかしみじみとするものがありました。

原作を読んでも、さらに映画を楽しみにしていたのは、やはり映像で見てみたかったのですね。やっぱりメインは水攻めのシーンでしょうか。本当に恐ろしい戦の仕方です。秀吉という人はとんでもない人だったのですね。その戦法を三成が忍城に取った跡が「石田堤」として残っているというのにも感慨深い。


この映画は 犬童一心と樋口真嗣のW監督。
映像、とっても良かったです。
それに写し方に優しさを感じました。

のぼう側サイドはほとんどのシーンが、いつもなんとなく明るいのです。会話も軽妙ですし。だけれどシーンの変わり目には、祈ってる人、手を合わせる農民、ちらりと死体を見て何かを思う武士の姿が映し出されるのです。そこでは語られない会話が、そこに存在している。そんな感じ。

ゆえに後日談としての正木の行動に説得力が出ました。

この映画はR指定は付いていないのですが、戦国のお話なので戦闘シーンではチョットだけ残酷なシーンもあります。お子様と見ようと思われてる方は少しだけお気をつけて。子どもたちのアイドルでもある芦田愛菜ちゃんも出てるので、その予定のお家もあるかも知れないですものね。

えっ、ないって・・・!?

あっ、すみません。余計なお世話でした。


ところで、キャストはあて書きかと思うくらいハマっていましたよね。

〈以下は少々のネタバレがあります〉


映画に期待した映像は、水攻めのシーンもありましたが、もうひとつは野村萬斎が踊る田楽シーン。
もうこのシーンは彼しか出来ないんじゃないかと思っていましたよ。

期待通りのシーンでした。

敵前で敵意とか恐怖とか感じさせないのって凄いことですよね。
味方はもちろんですが、敵も戦意を忘れて引きこまれていくっていう見せ場ですよね。

でも私、結構飽きっぽい人なので、少しだけ長く感じちゃったのです。ついでに言うと
「わしは悪人になるー」っていうセリフの所は、もう少し丁寧にやってもらいたかったと思うのですね。正木がその言葉の意味を、チョットだけでも悩むとか・・・。

でも翌日も三成軍の兵が、その田楽を鼻歌で思わず歌っちゃってるシーンなんか、上手いなあって思ってしまいました。


坂巻靭負の成宮くんも良かったです。でも、なんだかカイトのキャラそのままのような気がして、思わず笑ってしまいました。でもこの青年は22歳という若さながら家老職で言いたい放題も許されているんですね。

のぼう〈長親〉の父である城代が亡くなった時に、枕元に集まる重臣たち。そこで正木が

「今、皆ここで誓うのだ」というと、靭負が間髪入れず
「何をですか。」と言い
「ここで長親を中心にまとまっていくのだ」・・というようなセリフをまた正木が言うと
力も入らず迷いなく当たり前のように
「承知した。」というシーンは凄く良かったです。

そしてみんなで誓いの刀の音をさせる・・・。誰の顔もアップにならず・・・


原作と映画とのギャップはあまりないと言いましたが、それは「あまり」であって、イメージ以上または以下はやっぱりあるのです。
ちなみに、描かれてはいるものの分かりづらかったかもと思われたのは、靭負と甲斐姫、甲斐姫と長親の心の交流だったかも知れません。
甲斐姫が靭負にくちづけするシーン、最後に正木によって甲斐姫が好きだったと白状させられる長親のシーンは映画ではカットです。それを入れると余計ややこしくなってしまったかも知れませんね。

甲斐姫の件は、今の感覚で言うと許しがたいような気もしますが、そこはやはり今とは違う世界なのだと理解しなければならない所だと思います。

但し、この姫は「閨で天下を取ってやる。」ぐらいのことを言えるようなじゃじゃ馬で、実際にこの先成田家は、この姫のお陰で再興していくのではなかったかしら。


それでもなかなか楽しめる戦国娯楽映画だったと思います。

長親は、この後家臣の再就職に力を注ぎ67歳まで生きたそうです。その多くは徳川家康に拾われたみたいですが、そういう次への士官の道にも、この負けなかった戦は意味があったのではと思いました。


theme : 邦画
genre : 映画

tag : 日本映画

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脳男

1月12日、wowowで鑑賞。

脳男

「プラチナデータ」の感想で、ハリウッドでもリメイクできるなというようなことを書きましたが、それはこちらも同じです。意外とすごく面白かったです。

こちらは近未来には本当にこういうことが起きるかもなと思わせるようなSFではなく、ぶっ飛んだサイコパスが出てくるので、そしてそれと戦うのが美しく優秀でありながら、感情だけが完全に欠落している脳男、鈴木一郎(入陶大威)。

このぶっ飛んだサイコパスを二階堂ふみ、脳男を生田斗真。

本当に生田さん美しい人ですね。

ネタバレしてますが、

二階堂さんのセリフ、なんか一か所共鳴しちゃいました。もちろん行動にではないですよ。
癌で命の先が見えちゃってるものだから、彼女に怖いものはないんですよね。
その彼女のセリフ。
「私は私の戦いの中で死にたいわ。」


映画のために付け加えられた精神科医の弟を殺害した男のその後のエピソードは、この映画に深みを出したと思います。

ところで私、続けてプラチナデータとこれを見て10日ほど経ったら、刑事役の方、精神科医の方がごっちゃ混ぜ。
「プラチナデータ」の刑事はトヨエツで精神科医は鈴木保奈美。

「脳男」の刑事は江口洋介で精神科医は松雪さんですね。

ところで私、その2.
最初、この映画「脳」という言葉が入っていたことから、ちょっと勘違いしてしまいました。
昔読んでいましたよ。マンガですが、善人な青年が脳腫瘍にかかり。そして移植されたのが死刑囚の脳。彼は復活しますが、悪人を成敗して殺していく狩人になっていたのです、というお話。
「カリュウド」
これは「サインはv」などを描いた望月あきらの作品です。かなり残酷な展開です。で、今頃その漫画の映画化かと思ってました。

悪人成敗には共通点があるものの別のお話でしたね。


ラストシーンの生田君のかすかな微笑み、良かったです。

theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
genre : 映画

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映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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