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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 - goo 映画


1月23日映画館にて。


スィニードット2


 見終わった後に、一番初めに感じた事は
「凄まじかったなぁ、疲れた~。」と言う思いだった。

どんなにミュージカルであったとしても、ジョニーが演じていても、スプラッタはスプラッタ。決して笑いながらは見ることは出来ない。

ただ、こんなに歌が物語りに溶け込んでいるとは思っても見なかった。時にミュージカルで感じる唐突感、それがこの作品にはなかった。

ティム・バートン監督が歌唱力より表現力を重視したことは功を奏したようだ。


一緒に行った息子が言った。
―心情が歌で歌いこまれているので、理解しやすかった。―

それは言えると思った。
目線やちょっとした仕草で、推理する必要がない。


 この映画で何かを学ぶとしたら、報われない「愛」には固執したり、執着しないで
辛くても一人で我が道を行く事が懸命だと言うことだろうか。それが出来ないのが恋心と言うものなのだと思うけれど。

人を呪わば、穴二つ。二つでは足りなかった復讐劇。




  スィニードット


以下ネタバレ感想。



ヘレナ・ボトム=カーターが演じるミセス・ラベットの恋心が悲しい。家族を失ったスウィーニー・トッドが剃刀を手にとって歌う「友だち」。その掛け合いに
♪私も友達なのよ。ずっとあなたが好きだった・・♪
歌う彼女の姿に、胸が痛くなった。

 明らかに生活が困窮しているのに、15年も彼の銀の剃刀を売らずに隠していただけで、彼女の気持ちに気がつきそうなものなのに、そんなものには興味もなく気付きたくもない彼には、思いは通じない。

店も繁盛して、彼女が夢を語るシーンだけは。押さえめな色調の箍がはずれ、わざとらしいほどにカラフルになる。彼女の生き生きした語りとは対照的に、スウィーニーの反応に笑ってしまう。
まるで、倦怠期の夫婦のようだ。
物語に対して願望を抱くのは意味のないことだけれど、「そんな恐ろしい事はそろそろ止めて、彼女の夢のように別の道を歩けばいいものを。」と、彼らは許されるはずもない殺人鬼だと言う事も忘れて、心の底でチラッと思ってしまったのだった。


 その最後が強烈で、しばらくはその事で頭がいっぱいになってしまった。彼女の大きな目がそのインパクトに拍車をかける。でも、魔女のような女には相応しい最後だったのだと思えばいいのだと、自分をなだめる事にした。

 ただ「ロンドンで最悪なパイ」と言うユーモラスな歌を歌った時
―女優って大変だなぁ。あの黒くて最強のれいのあの虫を『まあ、何これ』って、手掴みしなくちゃいけないのよ。―
と、後から息子に言ったら、
―CGですよ、当たり前じゃないですか。―
と言われてしまった。あっ、そう・・・。



  スィニードット4


 アラン・リックマンなどもちろん見応えがあるが、 アンソニー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)、ジャアナ(ジェイン・ワイズナー)トビー(エド・サンダース)などの新人グループも、また魅力的だった。

ジョニー・デップのことにあまり触れなかったが、言うに及ばずかな。
ゴールデン・グローブ賞、おめでとう。アカデミー賞も楽しみです。

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theme : ジョニー・デップ
genre : 映画

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「300<スリーハンドレッド>」

300 <スリーハンドレッド> - goo 映画


3月8日DVDにて。

300

ペルシャ戦争テルモピュライの戦いを描いた作品。


210万の戦力のアケメネス朝ペルシャに対してギリシャ連合軍は7千。圧倒的な戦力の前にギリシャ軍は敗戦するが、精鋭スパルタの300人の兵は全滅するまで戦い3日間食い止めた。
その食い止めた時間により、その後その戦いの結果に大きな影響を与えた。
究極のネタバレだが、これは歴史上の事実(何処までが真実かは歴史上の謎であっても)なので、お許しあれ。

 これは、「生か死か」というものではなく「如何に生き、戦ったのか」と言う物語なのだと思う。



この作品はフランク・ミラーのコミックの映画化で、何より感じたのは、作り手のそのコミックに対しての畏敬の念のようなもの。解説などを読むと


全ての映像は“クラッシュ”と名づけられた画像処理が施され、まるで小説の挿絵のような斬新な風合いになっている。

とあるが、原作であるグラフィック・ノベルのイメージを大切にしている事が、原作を知らなくても伝わってくるような気がする。



その映像こそが、この映画の見せ場なのかも知れない。また、語り部によって語られていくような物語進行も、登場人物の語りで進んで行く「シン・シティ」を思わせるものを感じるが、作者が同じである事を考えると頷ける。


300  


 
<以下ネタバレ含む>
 物語の感想だが、スパルタの王レオニダスは妻にも優しく子供にも慈愛に満ちている。臣下に対しても話に耳を傾け、習慣であっても間違っているものを否定する勇気と知恵を持っている王の中の王だ。確かに良く描かれすぎているかも知れないが、そのぐらいのカリスマ性がなければ、統一し導く事はできない戦いだ。

 そのスパルタの王になる道は多くのスパルタ人がそうであったように、険しい自己研鑽の道だった。自己研鑽なんて甘いものではないか。そこに至るまでが生か死の子供達。
スパルタ教育は歴史にも名を残す名詞になってしまったが、それが半端でないものでなかった事がわかる。またそれ以前に弱く育たないものは、赤ん坊の時に谷底に落としてしまう。物語の世界の話だと感情移入しなければ、凄いと思うのみで済むがそうはいかない。何処までの子供が許されるのだろう。意志の力が強くて、泣かない子供はどうなんだろう。生まれたときに皮膚がぼろぼろだったらどうなんだろう。首が傾いていたらどうなんだろう。私のこだわりってしまった冒頭のショックなシーンは、何の問題もないようにどんどん話は進むが、実はそうではなかったところが、この映画に深さをもたらしたように感じた。


 そういう教育であったからこそ、スパルタ精鋭300人は存在した。だが、そういう思想であったからこそ、もしかしたら勝利も夢ではないと思った矢先の裏切りによって、彼らは滅びたのだ。



 姿が異形に生まれついたために、両親がその命を救うためにスパルタを逃れた男が登場する。スパルタ人=戦士なので、その父はその男にも戦いの術を教えてスパルタ人の誇りを持たせて育てた。その戦いに馳せ参じ、戦士として、スパルタ人として認めてもらおうとするが、側近の兵は見たこともない異形の姿に冷たい態度をとる。スパルタにはそういう者は、赤ん坊の時に殺されるので存在しないのだ。

 だが、偉大な王は噛んで含ませるように、その姿では戦法として無理なのだと伝える。けが人の世話をせよと命じるが、戦士と認められたかった男は絶望のあまり、焦がれていたスパルタの敵に周り、大事な道の情報を流してしまう。



 彼らは全滅したが、その偉大な戦いに奮起したギリシャ連合軍、スパルタ全軍は立ち上がり、ギリシャに勝利をもたらしたのだった。
最後の男達の雄叫びがカッコイイ。
 

300
  

 



―光には必ず影が存在する。ある者の正義は、裏を返せば不正義。負けるという事が、勝利の第一歩目だったりする。―


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theme : 映画感想
genre : 映画

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SUPER8

SUPER8/スーパーエイト - goo 映画

スーパーエイト2
6月24日公開初日に見に行きました。

初日だからと言って、力が入っていたわけではなく、他にも用事があってシネコンのある場所に行くので、どうせなら映画も見てこようと言うノリ。それでこの映画を選んだのは、直前のテレビの宣伝の影響かもしれません。この夏、一押しの大作みたいな雰囲気を醸し出している宣伝じゃありませんか。そう言えば、予告編でもド派手な列車事故シーンがあったような。

でも私、最近そう言うシーンに心躍りません。これ、ある意味、あの3月の後遺症だと思います。

心は躍りませんが、実際にそれは力の入った最大のど派手シーンで、見逃してはならないシーンだと思います。
これでもかと言う事故シーン。
普通はこんな事故になど遭遇する事など、めったにないことなので、子供たちの恐怖が凄く良く分かりました。

子供たちが事故に遭遇と言うのは予告編でも流れている事なので、ネタバレにはならないと思いますが、なかなか彼ら、良いですよ。
なんだか前宣伝では「ET」がどうとか言っている人も居るみたいですが、それは違うだろと思いますよ。

あっ、そうそう。

いつもの事ですが、本編終わるとエンドロールを省みることなく去っていく人がいますけれど、この映画はそこで席を立ってはいけない映画ですよ。
早くトイレに行きたくても、「なんだよ~、期待はずれじゃないか、こんなの。」と不満に思っていても、もう少々座ってみていたほうが良いですよ。

オマケに思わず声を出して笑ってしまいました。と言うより笑い止らず。一瞬本編のすべての記憶が消し飛んだような錯覚に陥りました。
そして、なかなか面白かったんだ、この映画・・・と、私は思いましたよ♪

ご家族で楽しめる映画だと思います。


以下ネタバレ感想です。

スーパーエイト3

ご家族で楽しめるとは書きましたが、書いてからちょっと考えてしまいました。結構怖いシーンがあるんですよね、これ。
最後に心が通じるところがあって、異星人、そして子供たちが活躍と言う事で比較に「ET」の名前が出てくるのかもしれませんが、まったく比較にはなりません。なぜなら、この異星人は人食いなのですから。

いや、単なる肉食なのだと思いますが、彼にしてみれば人間はただの肉。
しかもずっと自分を虐げてきた肉の塊。

ここの部分結構深くて難しい部分だなと思いました。映画はあっさりとして追及のない部分でもありましたが、人間は「人食い」をした他の動物に対して、結構厳しいじゃないですか。本当は野生であって仕方がないものにさえ、それを許さない。なぜなら味を覚えてしまったものから見れば、人間は常に餌でしかないから。
ましてや、相手は凄くハイレベルな知能の知的生命体なんですよね。

あのまま帰す事は、凄く恐ろしい事なのではないのかなと思ってしまいましたよ。
彼を敵じゃないものにしたのは、一人の少年の純な心なだけで、その通じた信頼が何処まで通じているものなのか不安に思ってしまいました。

って、マジになりすぎですね。
もう純粋と言うガラスは曇ってしまった私の感想なんですね、きっと。
その曇った目で見ると、とてもラストのみんなの爽やかな顔が信じられないのですよ。

「ああ、行った、行った~。良かった~、これで町も安心さ。」と言う顔ではなく
「ああ、本当に良かったね。これで帰れるよ。」的な爽やかさは、さっき身近な人が襲われ、人が食われたのを目撃した子供に出来る事なのかとか、奇妙なうそ臭さを感じてしまったのですよね。


スピルバーグ映画(監督じゃないけれど)は、辻褄が合わないような事も力ずくで納得させて染むような感じがしてしまうのですよね。

ついでなので、そんな部分を連ねてしまうと、あんな大事故の原因になった車側の運転手の怪我があんな程度と言うのは、どう考えても腑に落ちない。


キューブもたった一個であのような力があるというのなら、大量に軍が保管している他のキューブの存在が怖いじゃないの。
それから犬の奇妙な行動は何故か。犬がそうでも猫とか鳥はどうなんだとか・・・
後、もうひとつ気になってしまった事があったので追記です。少年のポケットの中のロケットが動くならば、少女の父親の首のネックレスが動かないのは、何故かとか・・・・。

と文句ばっかし言っているようですが、その合間に描かれる子供たちの冒険譚は結構面白いので救われるし、危うくロミオとジュリエットにもなりかねない(大げさ)両家の関係も修復されてメデタシとなったのも良かったと思います。

美しく描かれた思い出のロケットのエピソードも、母の死を乗り越えたと言うことなのかもしれないけれど、去っていく異星人に人間の大切な心を贈ったようにも感じました。


だけどこのお話が、時には「原発」の事と重なってしまったのでした。特に空軍の対応。
「積荷は安全なものですよ。心配ありませんよ。何でもありませんよ。」と言いながら、不明者が出たり死者が出たり、そして気がつけば町の者達は避難する羽目になっていたのでした。

彼らが扱っていたものは、力もあり能力の高い知的生命体。それを扱い方を間違えてモンスターにしてしまったのですね。
自分たちに手の負えないものに手を出してはいけないと言う教訓のように・・・・


エル・ファニング (Alice)
カイル・チャンドラー (Deputy Lamb)
ロン・エルダード

監督・脚本・製作 J・J・エイブラムス
製作 スティーヴン・スピルバーグ


スーパーエイト

tag : 2011年に見た映画 映画館で観た映画 洋画

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「スープ・オペラ」

スープ・オペラ - goo 映画

スープ・オペラ
1月23日、wowowで鑑賞。

冒頭、廃墟となった遊園地のメリーゴーランドの前に男が出てきて、アコーディオンを弾く。

このとき、今からこういう映画をお見せしますよと言われているような気がした。

「こういう」と言うのは曖昧だが、廃墟となったメリーゴーランドは、いわば夢のあと。なんとなく切ないその背景で、現実感の無いアコーディオン弾きが出てきて、又夢のシーンが始まるのだ。
夢から目覚めてもまた夢が始まる。

人生のように。

その時隣でお茶を飲んでいた息子が言った。
「とりあえず、この男は不法侵入者。」
なので私は敢えて言う。
「大丈夫です。撮影許可は取ってあります。」

あらすじ等はリンクしてあるgoo映画で。

還暦前に恋に落ちて、結婚する主人公のルイの叔母、トバちゃんのお洒落に萌える。
服も可愛いが恋心も可愛い。お相手は、萩原聖人。

トバちゃんが家を出て行ってしまうと、古い広い家には30歳過ぎたルイがひとり取り残されたように生活する羽目に。
そこにやって来たのが、トニーさんと康介。
このいつでも笑っている康介は「愛のむき出し」のAAAの西島隆弘。
私はその映画から、彼のファン。
悲しい時でも笑いながら泣いている彼を見ているだけで、ちょっと幸せな気分。

父のような男と少年のような男との共同生活は楽しげで、まるで大島弓子の漫画のような世界観。そんなところに惹かれてあっという間に物語は終わっていく。
静かな生活にも変化は訪れて、いつの間にか又ひとり。

夢の中のメリーゴーランドは美しく動き、楽団は楽しげに演奏する。その前でルイは愛する人たちに囲まれて、愛する人と踊る。
目が覚めた時に涙ぐむルイ。
だけどトバちゃんが教えてくれた、子供の時から作りつづけ飲み続けてきたスープを口にしながら、ルイは静かに微笑むのだった。

向き合わなければならないのは現実。だけどそれはそれで決して悪くもないもんだ。・・・と、言ってるようにも感じたラストだった。

坂井真紀 (ルイ)
西島隆弘 (康介)
加賀まりこ (トバちゃん)
平泉成 (井上豪)
萩原聖人 (水谷医師)
鈴木砂羽 (奈々子)
藤竜也 (トニー)

監督 瀧本智行
脚本 青木研次
原作 阿川佐和子





theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
genre : 映画

tag : テレビで見た映画 wowow 2012年に見た映画 邦画

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「スケアリーストーリーズ  怖い本」

怖い本

なんか懐かしい匂いがしました。

ずっと昔、ビデオを借りて来て、夕食後に「ビデオでも見ようか。」とダラダラと、だけどどんなビデオでもワクワクして見ていた、たった25年間と言う狭い世界で生きていたあの頃の匂いが。

どんなビデオでもとはひどい言いようだけれど、やっぱりどんな映画でも文句ひとつなかったのでした。それはまだ自分の時間がいっぱいあったと思い込んでいたからかも知れません。

だけど今は、自分の未来の時間の量など、たくさんあるはずもなく、そう思うと、「じゃあ、途中でも止めるか。」とリモコンに手を伸ばした辺りから、突然に面白くなってきたのでした。

「映画.COM」の解説に

『恐ろしい内容や挿絵のために全米で学校図書館に置くことに対する論争が巻き起こった児童書シリーズを映画化。ハロウィンの夜、町外れにある屋敷に忍び込んだ子どもたちが一冊の本を見つける。その本には数々の恐ろしい話がつづられており、本を持ち帰った次の日から、子どもがひとりまたひとりと消えていく。さらに、その「怖い本」には、毎夜ひとりでに新たな物語が追加されていき……。原作は1981年に第1作が発表されたアルビン・シュワルツによるベストセラー児童書 「スケアリーストーリーズ 怖い本」 シリーズ。』と言う部分があって、思わず原作に惹かれました。

なぜ、そのような恐ろしい本が誕生したのかと、本の恐怖と攻撃に戦いながらも謎解きをしていく過程も面白かったです。

それにその謎が解けた時に本の呪いが解けると言うのも、Jホラーの謎解きが何の意味をなさない救いの無さに震えて来た私には、何やらホッとできるものを感じたのです。

秋の森の風景が素敵でした。


怖い本2

《ちょっとネタバレ》

「諦めない心が大切だ。」とヒロインは、本の持ち主であったサラから学ぶのです。そして消えてしまった友人を取り戻すと誓います。「諦めない !!」

カッコ良い終わり方だけれど、案山子になった悪ガキはそのままでいいのかとか、首を折られてしまった警官は、気の毒だったと思うと、ちょっともやりました。


theme : WOWOW/スカパーで観た映画の感想
genre : 映画

tag : テレビで見た映画 wowow 洋画 2021年に見た映画 2月に見た映画 ホラー

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「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

スマホ2-1

2020年2月劇場公開作品。

3月18日に、WOWOWで放送されて録画してあったものを見ました。


これの前作、北川景子主演の「スマホを落しただけなのに」は、ストーカーの話なのかと食わず嫌いで見ていませんでした。

これ、続編なんかあるのかと気になって見てみました。

千葉雄大君が主演だしね^^


私は知ってるようで知らない事が多い人。

成田凌君も、あまり知らない人だったのですが、なんたって今は彼は朝ドラに出ているので、身近に感じます。

でも役柄的に身近になんか感じてもらっては困るかもね^^


予想以上に面白かったです。

これは前作も見なくてはと思いました。

まあ、もう犯人が分かっちゃって見る事になるわけですが、これだけ怖い人だと、分かって見ても面白いのではないかと思えます。


浦野はまるでハンニバルみたいでしたね。

作り手も、少々意識していたのでは ?

画像の下はネタバレしています。

スマホ2


ラストの海外から連絡してくるところなども、そんなイメージがしました。

こんな怖い人相手に、見張りの刑事、油断しすぎでしょう。強面付けても意味ないですよね。やはり頭の良い人には、勝る頭の良い人を付けなくてはと思うのですが、それはそれで言葉巧みに取り込まれちゃうのかも知れませんね。

今回の犯人役も結局は手駒になってしまったわけですが、被害者の女性が気の毒で、しばらく頭から離れず映画を見ている間引きずってしまいました。その犯人、加賀谷に恋心を抱いていたのですね。てっきり彼女の方かと思っていたら・・・・。

握られた手をさっと引く当たりの冷たさが良かったです(^_^;)

しかしタイトルの「スマホを落しただけなのに」の為に作ったかのような加賀谷と美乃里の出会いエピソードは、私的には要らなかったけれど、千葉君と白石さんのファンサービスのようなものかしら。



tag : テレビで見た映画 wowow 2021年に見た映画 邦画 3月に見た映画

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「スパイの妻 劇場版」

スパイの妻

2020年10月劇場公開。

2020年6月にNHK8Kで放送されたドラマを、スクリーンサイズ西色調などを直し劇場公開したもの。8Kだったので、このドラマの事はまったく知らなかったです。

今度、またドラマ版の再放送があるらしいです。

その情報は→こちらです。

とりあえずですが、BSプレミアムでは4月12日(月)夜9時から。


3月最後にテレビまたはPCで見た映画は、この「スパイの妻」でした。

高橋一生蒼井優、本当にうまいなぁと、しみじみと思いました。

何がかと言うと、世界観を作り出すことが。


そのセリフの言い回し方、立ち振る舞い。なんだか脳内イメージ画面がセピア色になっていました。

物語も、なかなか面白かったのです。

しかしこうも上手くいくかな。

もしも一歩間違えた感情がそこに生じていたらと思うと、恐ろしい賭けではあったなとも思うのです。何を言ってるかというのは、画像の下にネタバレ感想で書きます。

ただあの「君はスパイの妻ではない。堂々と生きて行けばいいよ。」と優作が言ったのは、「私はスパイではないから」と言ったのではなく、そういう意味だったのかと思いました。

ラストはなんとなく勝手に想像しました。

出来ればその想像で良かったのか、答え合わせが欲しいと思うのは私だけではないはずです。

もう少し、心理部分では分かりやすかったなら良かったのになと思いました。

(画像の下はネタバレ感想です。)

スパイの妻

甥が捕らえられ、凄まじい拷問をされたと知っても、またその後もまともな未来は得られない事を知っても

「仕方がないわ。大義のためには犠牲も必要。」と言いのける聡子は、そうとう恐ろしい人だなと思いました。

「あなたがスパイなら、私は喜んでスパイの妻になるわ。」という聡子の深い愛を、優作は、心の中ではどう思っていたのでしょうか。


聡子をも欺いたのは、聡子を守るためだったと言う解説が多数。


本当にそれだけだったのかと、私は懐疑的になってしまいました。この時代に自分の気持ちに正直で、人前でも抱き着いて離れない。また二人の亡命計画の実行中の、彼女のイキイキとした嬉しい様。相当重い愛じゃないですか。

確かに聡子の密航を告白してしまい、持っていたテープが、趣味で写していた映画だったとしたら、彼女が大事な国の機密の持ち出す人としては無罪にはなるかもしれず、彼女をこの先の危険から守ったと言えるかもしれません。

だけど本当はそんな時代ではなかったでしょう。

ささやかな事で特高に引っ張られ、少女であっても気が狂うほどの拷問を受けたと言うそんな時代だったのです(見て来たかのように言いますが、中学生のころ読んだ本から言ってます。)

本当だったら彼女の密航騒ぎは夫が逃げ切るための時間稼ぎとして、共犯として簡単に裁かれたと思います。いや、そんな可能性もあったでしょう。

だけど優作には計算があったはず。彼女を裁くのは、彼女を密かに愛している、彼女の幼馴染の憲兵の津森だと言う計算が。

だけど世の中、計算通りには行かない事も多いでしょう。それゆえに「恐ろしい賭け」と、先に書いたのです。


聡子も、自分さえも欺いてひとり逃げ切った事を知り、だから「お見事です。」と言ったのだと思います。

そして収容されていた精神病院で、激しい空襲に遭った時、聡子は日本の敗戦を確信し、時代をしっかり読んでいた優作に対して、またも「お見事です。」と言ったのでしょうか。


優作の死亡報告書には改ざんの跡がありました。その後で聡子がアメリカに旅立ったと言われれば、やはり彼女は彼に会いに行ったのだと、理解しても良いという事でしょうか。





tag : テレビやPCで見た映画 邦画 2021年に見た映画 3月に見た映画 高橋一生 蒼井優

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kiriyです。
映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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