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「インベージョン」

インベージョン - goo 映画


インベージョン

5月4日  DVDにて


 ジャック・フィニイ「盗まれた街」という古典的SFが原作。映画化も5回目らしい。どうりで、ストーリーに目新しさは何もない。かろうじて感染し潜伏していたものが、レム睡眠によって発病してしまうと言う辺りが、もしかしたら目新しいかも知れない。発病が何を意味するのかと言うと、それはネタバレ。<終わりに行くほどネタバレしています。>


 だけど、眠らないなんてことは人間には出来ないことで、

It is absolutely impossible.
I cannot do.

と言ってみたくなる。(これは単に,英語を勉強しても私のような生活では使うところがないなぁと最近思っていたので、ふと使ってみただけ。あってる?)
私なんかは、食後に必ず発病してしまう。どんなに頑張っても、話している最中でも
「だから、そ」で寝てしまい「れは」は、夢の中の人には
―絶対に無理~!―と言ってしまいたくなったストーリーだった。

  インベージョン



だけど、キッドマンは頑張った。が、知的で美しい彼女は、ジュディ・フォスターと並んで好きな女優だが、なんだかこの映画はキッドマンのイメージよりフォスターのイメージに近いものがあった。どうしてなのかは良く分からないが、どちらがやっても同じような気がしてしまったのだ。
どうでもいい事だが、そんな事を考える余裕がある映画だったかもしれない。

詰まらなくはない。結構楽しめる映画だ。ブログなんかを書いていなければ、「まあまあ面白かったよ。」で終わるかも知れない。だけど、書き出すと本音が出てきてしまうものだ。例えば、ご都合主義だと言う点。免疫持っているものが身近すぎる。ストーリーが読めてしまいすぎる点。説教じみた「彼ら」の言葉をラストに持ってくるという分かりきった手法も若干気に入らない。

ストーリーの落とし方が、子供ドラマのように優しく甘い。恐ろしかった彼らが、自体の収拾と共に、何事もなく復活と言うのが例のない甘さだと思われた。

だけど、その甘さにホッとし救われる。そういうラストが 実は好きだ。自分も甘い人だから。

・・・・、死んだ人は戻らないけれど。うざかった元だんなとか。

だからご都合主義だって・・・・








追記:(2009,4,1)
映画は二度、三度繰り返してみることが好きです。上のようなことを書きましたが、スターチャンネルでやった時も、また見ました。こういう映画は二度目が面白いです。(最初も映画館鑑賞ではないですし。)でも、三度見たいとは思わなかったです。

theme : 映画感想
genre : 映画

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - goo 映画



インディ5


6月22日映画館にて。

やっぱりインディ・ジョーンズ、期待を裏切らない面白さでした。
「そんな~!!」も、
「まさか~!!」も、
「あり得ない!!」も、何でも許せてしまうのは、それが「インディ・ジョーンズ」だからなのでしょうか。

予告編で気になっていた向こうが霞んでしまう倉庫。見覚えがありますよね。1作目の「失われた聖櫃」のラストに出てくる場所ですが、その場所が出てくるなんて、なんて言うサービスなのでしょう。なので物語も聖櫃がらみかと思いましたが、違っていました。でも、場所が場所なだけにちゃんとファンサービスはありましたね。

映画が始まる前にウィル・スミスの「ハンコック」の予告編がありました。
「不死身の男」―そのコピーはそっくりインディ・ジョーンズのものじゃない!?
そう感じてたのは私だけではないはずです、たぶん。

ハリソン・フォードはほとんどのスタントを自分でこなしたと聞きました。66歳、凄いです。ただ、歳なのに頑張っているという言葉は、彼にとって褒め言葉ではないように思われます。そのぐらいの動きは、俳優として生きる彼にとっては普通のレベルなのではないでしょうか。

だけど物語の中でも「失われた聖櫃」が1930年の出来事なら、今度は1957年と年月がたっていて、その年月はインディの姿にも老いをもたらしています。
そうであっても、彼のかっこよさは少しも失われてはいませんでした。まさにハリソン=インディ、そんな感じがしました。

インディ


いろいろな者の相性が良いと、いい作品が生まれるのかもしれませんね。

<以下ネタバレ感想です>








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一命

一命 - goo 映画

201110301

10月30日、映画館にて鑑賞。

この映画、映画館での予告編でも気になっていたけれど、私を劇場に足を向けろと即したものは、テレビのCMで一番印象に残った瑛太のカッカと裃を脱ぐシーン。全くもって予備知識がなかったので、この先どんな展開になるのだろうと、凄く気になりました。

それなのに行こうと思った直前に、姉がネタ晴らし。

もうこれからは見に行く前に、行こうと思ってる事さえ私の友人や姉とは話題にしないわ、私!
プンスカ。

だけど、この映画に関しては知っていても良かったような。

本当は知らないで、映画館で凄く驚いてもみたかった。
でもこれを映画館で初めて知ったら、恐ろしさ倍増だったかも・・・・と微妙。

現に、その映像を直視出来なかったです。

ところでこの映画には、「龍馬伝」で私が大好きだった後藤様を演じた青木崇高が沢潟彦九郎役で出演しています。
何の情報を持たずに(姉のネタばらし以外は)見たので、凄く嬉しかったです。
しかもかなり憎たらしい。
この人が、余りにも非情な人であったから、この映画も面白さが増したようなものだと思います。

ふふふ、流石、私の元後藤様。

って、それはともかく「切腹」と言う映画のリメイクだったのですね。海老蔵の役は仲代達矢が演じたみたいです。機会があったらそちらも見てみたいと思いました。

キャストも良かったです。
そして物語りも・・・。

この映画を見ていると、なんでもないようなささやかな日常が、本当に愛おしくなってくるのです。大切なものは、そんな貧しいけれど日常のささやかさの中にあるのかもしれないと思えるのでした。


<以下ネタバレ感想です。>
201111302

瑛太のカッカと裃を脱ぐシーン。
この後、どうなるのだろうと思っていた私。

まさか竹光で切腹にする事になろうとは。

このシーンは凄まじくて、そしてはらわたが煮えくり返るのです。

何が、何が、武士だ。

戒めと言うのなら、此処までやる事はなかったはずなのです。

彼らは「武士」と言う言葉で縛られた鬼畜です。

そう思えてしまうからこそ、海老蔵が演じる津雲半四郎の言葉が響きます。
海老蔵、良いですねえ。抑えたような話し方に惚れ惚れします。

だけど私が後から思い出しても涙が出てきてしまうシーンは、満島ひかりが演じた美穂が、骸となって戻ってきた夫の袂から血に染まった和菓子を取り出し、それを食べる所です。もうここは滂沱の涙でやばかったです。
おたべと、既に死んでしまった子供の口元にちぎった和菓子をもっていく妻。

今思い出してもジーンと来ます。

子供の死にも間に合わず、帰ってこなかった夫。彼はその時に帰ってきたくても帰ることが出来なかったのでした。だけどずっと心は妻と子供の元にあった。それは井伊家で出された和菓子を袂に入れていた事で、しっかりと妻にも伝わっていたのだと思います。

ひとつの饅頭を分け合って食べる幸せ。彼らにとって貧しさは不幸せではなかったのです。


そして夫が使った竹光で喉を掻き切って死に絶えた美帆。

その竹光を見て、半四郎は後悔の念に押しつぶされそうになります。なぜならこんなに追い詰められていても、半四郎の腰には名刀が刺さっていたのです。自分の子供のように育てた娘婿の千々岩求女が、家族を守る為にとっくに捨てたものを半四郎には捨てられなかったのです。それは「武士の誉れ」「武士の誇り」・・・何の意味もない事。

井伊家で刀を抜いた半四郎が持っていたものは・・・竹光。

もう刀を売ってお金を得る必要などないわけで、この竹光は子供たちを殺してしまった贖罪、又は家族の絆だったのでしょうか。

半四郎は竹光で誰かを殺したわけではありません。形の違う切腹のようなものだったと思います。
井伊家の家老の斎藤勧解由は役所広司が演じると、どこかギリギリの部分で良い人なんじゃないかと期待してしまいます。
でもとうとう最後まで武士問答はすれ違いのままでした。

底辺を知らない政治家的発想の斎藤。
主君についていくしかない武士は運によって、周りにいるのは求女であって、そこにいる者がここに座っていたかも知れないと言う言葉も胸に響きました。

二匹の猫の描き方が素晴らしかったですね。

「武士の・・」「武士の・・」と言っていた井伊家でしたが、多勢に無勢、両手を上に掲げて戦闘放棄の者に大勢で切りかかるなど、卑怯の連続と言う戦いのシーンで、皮肉が生きていました。

201110303


蹴られてばらばらになる赤兜。
髻を取られた事により、屈辱から腹を掻っ切る沢潟彦九郎。

思わず「ざまあみろ」と思ってしまいました。
また千々岩求女を竹光で切腹に追い込んだ因果応報なのだと思いました。

だけど結局それも末端切り。

殿の帰りに、しゃあしゃあと家老は「赤兜」は我らの誇りと頭を下げる所で終わるのです。
秀逸でしたね。

201110304



市川海老蔵 (津雲半四郎)
瑛太  (千々岩求女)
満島ひかり (美穂)
役所広司  (斎藤勧解由)
竹中直人  (田尻)
青木崇高  (沢潟彦九郎)
新井浩文 (松崎隼人)
波岡一喜 (川辺右馬助)

監督 三池崇史


theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

tag : 2011年に見た映画 邦画 映画館で観た映画

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kiriyです。
映画はジャンル問わずで大好きです♪
だけど、ブログはゆっくりマイペースで更新中。

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